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アニメ『メジャーセカンド』“2世の苦悩”と“成長の軌跡”

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 9月20日
  • 読了時間: 4分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 吾郎からバトンタッチ。大吾の野球生活を描く。


 今回はアニメ『メジャーセカンド』を紹介します!


[基本情報]

 原作:満田拓也

 監督:渡辺歩

 キャラクターデザイン:大貫健一

 野球監修:里崎智也

 美術監督:河合泰利

 色彩設計:なかむらちほ

 撮影監督:山越康司

 編集:今井大介

 音響監督:亀山俊樹

 音楽:中川幸太郎

 主題歌:キュウソネコカミ「越えていけ」

     ベリーグッドマン「ドリームキャッチャー」

     高橋優「プライド」

     Reol「SAIREN」

 プロデューサー:佐藤エミ

 アニメーションプロデューサー:児島宏明

 制作統括:米村裕子、苗代憲一郎、長谷川友紀

 アニメーション制作:オー・エル・エム

 制作:NHKエンタープライズ

 制作・著作:NHK、小学館集英社プロダクション


[登場人物]

茂野大吾:藤原夏海

 本作品の主人公。茂野吾郎の息子。ピッチャーを目指すが肩が弱く断念。

佐藤光:西山宏太朗

 佐藤寿也の息子。野球初心者、運動神経が高い。


[内容]

 小学四年生になった大吾は父・吾郎に憧れて、リトルリーグのドルフィンズに入団。しかし実力が伴わず、周りからの冷やかしにも影響されて野球を辞めてしまう。

 それから2年、ゲームばかりの生活をしていたが、クラスに佐藤寿也の息子・光が転校してきて、大吾は再び野球を始めることになるのだった。

[感想]

 大吾と光の小6での野球生活を描く作品。

・2世の悩み

 2世は同じ道を歩むもの。親があまりにも大きな存在だと、子供には必要以上に精神的負担をかけるものなのだと感じる。本人だけではなく、周りの見る目も、バイアスがかかっていて、小学生の頃には応えるのだろうなと思う。親の影を感じながらの生活。2世ならではの悩みのように思う。


・メジャーと異なるテイスト

 吾郎は幼稚園の頃から野球尽くし。その結果、小4で早くも実力が別格。どんどん昇っていく感じの作品だった。それと同じ系統なのかと思いきや、真逆で、どちらかと言うと野球初心者が少しずつ成長していくと言うタイプ。

 吾郎の化け物級の成長と違って身近な感じの子が頑張って成長していくと言う描き方は、これから野球を始める子にはいい刺激になりそうと感じる。大吾が試合に出て、経験したことを少しずつ改善していくと言うスタンスは学びになる。

 いかにしてPDCAを回すかの参考になる作品という印象が強かった。


・時の流れを感じる

 漫画の世界で時間の流れを感じるものは少ない。どちらかと言うと短期間の青春を描くものが多い印象。それがこの作品では、『メジャー』の登場人物を登場させつつ、新たな世代を描くと言う展開。(黙示録の四騎士と同じ系統)

 寿也はあまり見た目が変わっていないけど、他の人たちはだいぶ時が経ったと感じさせる。吾郎は顎ひげ、藤井は痩せて、田代は疲弊気味。小森は白髪が混じった髪。

 清水はすっかり母親で昔ほどヤキモキしている感じはない。

 と言った感じで時が流れているのを感じる。

 あまり吾郎や寿也のその後は描かれることなく、世代交代。こうして世の中は着々と世代交代していくのだな、と感じさせる。漫画の世界くらいは時間がまったり進んでも良さそうな思いも働く。吾郎たちはどんな野球生活を送ってきたのだろう?こちらにも注目。


 少しずつ成長していこうとする姿勢には親近感が湧く作品だった。

[各話感想]


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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