国内ドラマ『放送局占拠』その結末、嘘だろぉ!?
- Dancing Shigeko

- 10月3日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
25年7月期日テレ系土曜ドラマ作品。
今回は国内ドラマ『放送局占拠』を紹介します!
[基本情報]
脚本:福田哲平
蓼内健太
演出:大谷太郎
茂山佳則(AX-ON)
西村了(AX-ON)
監修:石坂隆昌(警察)
新村核(医療)
音楽:ゲイリー芦屋
エンディング:Snow Man「W」
チーフ・プロデューサー:田中宏史
プロデューサー:尾上貴洋
撮影地
高崎市 ほか
制作:AX-ON(協力)
製作:日本テレビ
[登場人物]
武蔵三郎:櫻井翔
神奈川県警の警官。
大和耕一:菊池風磨
テロリスト。空港占拠事件の主犯。
武蔵裕子:比嘉愛未
三郎の妻で医者。
伊吹裕志:加藤清史郎
神奈川県警の警官。武蔵の義理の弟。
[内容]
放送局と東京都知事選の討論会が行われようとしていた。その時、妖と名乗る武装集団に放送局を占拠されてしまう。妖は人質をとって、好き勝手に報道を始める。その報道で、武蔵に呼びかけ、人質の闇を暴くように指示を出してくるのだった。
[感想]
放送局の人質を助けようと、武蔵が走り回る作品。
・口癖は「嘘だろぉ」
この作品にはお決まりのセリフがある。いつも番組終盤でまさかの出来事が起きて、武蔵が「嘘だろぉ」と呟く。
この場面を見るたびに武蔵捜査官が、櫻井翔以外の俳優だったらと感じる。どうも櫻井翔がそのセリフを言うと、バラエティ番組のような印象を受けてしまう。もう少し違った味わいのある驚き方があってもよかったかな?(いい案が思い浮かばないのだけど)
・悪はどっちだったのか?
妖が次々と武蔵捜査官に人質の闇を暴かせていく。その内容を聞いていると、悪いのは妖ではなく、その元凶を作った人質たちなのではないかと考えさせる展開。司法に訴えても、正しく罪が裁かれない。その結果、復讐しようと、彼らの罪を白日の元に晒すような行動を取る。
この展開、司法に問題があるのだろうか?事実を捻じ曲げられる権力の存在が問題なのか?
罪を認めさせるために、人質をとって、放送局を占拠という犯罪を犯す。しかし、それは本当に罪なのか?と考えさせられる。
・その結末「嘘だろぉ」
妖の狙いは武蔵の奮闘で回避。それだけでこの作品は終わっていくのだと思っていた。ところが、最後の最後に特大の「嘘だろぉ」が用意されている。それは、妖の服装をした女性が一人テレビ局の屋上にいる。そして彼女に近づいていく大和。
えっ!?この二人は結託していたのか?どういうこと?これまでその女性は、何度となく、この作品の中で重要な貢献をしてきている。それもすべてやらせだったのか?計画されていたものだったのか?
とにかく、その結末があまりにも「えっ!?」もので、この続きがどう描かれるのか、そちらに一気に興味が持って行かれた。
正義とはなんだろうな、と考えさせられる作品だった。
[各話感想]
第5話 衝撃の素顔と謎の入れ替わり
第7話 伊吹が一線を越えた理由とは?
第9話 屋代の反撃は裏目に…緊張高まる
第10話(最終話) 傀儡子の正体と真の狙い、そして残された謎
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
[関連感想]



コメント