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国内ドラマ『恋は闇』嘘と恋が交錯する闇

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 1 時間前
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 25年4月期日テレ系水曜ドラマの作品。


 今回は国内ドラマ『恋は闇』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:渡邉真子

 音楽:末廣健一郎

 主題歌 :WurtS「BEAT」(EMI Records / W's Project)

 警察監修:吉川祐二

 医療監修:中澤暁雄、成川研介、医療法人社団モルゲンロート

 法律監修:川満健太郎

 演出:小室直子、鈴木勇馬

 プロデューサー:鈴間広枝、能勢荘志、松山雅則

 チーフプロデューサー:道坂忠久

 制作協力:トータルメディアコミュニケーション

 製作著作:日本テレビ


[登場人物]

設楽浩暉:志尊淳

 週刊誌のフリーライター。ホルスの目殺人事件の名付け人。

筒井万琴:岸井ゆきの

 テレビ局のディレクター。


[内容]

 筒井はテレビ局の情報番組ディレクター。ホルスの目の殺人事件と呼ばれる連続殺人事件を情報番組でも取り上げるため、第4の犠牲者の現場に向かっていた。そこで知り合ったフリーライターの設楽といつしか一緒に取材に回るようになる。

 設楽は犯人と同じ靴を履いていたと言うので、警察からは容疑者として見られている。筒井はそうと知りながらも徐々に設楽に恋をしていくのだった。

[感想]

 ホルスの目殺人と呼ばれる連続猟奇殺人の犯人をテレビ局のディレクターとフリーライターが追う作品。

・すべてが嘘に聞こえる

 設楽が事件現場で筒井に話しかける。殺人現場にいるにも関わらず、明るく振る舞うその様子がいきなり嘘くさい。その後もことあるごとに姿を見せる設楽。彼の発言が全て嘘くさい。

 その印象が強すぎて、最初から、最後まで、どの発言が本当なのかが信じられない。みくるが現れた後の展開も、常に嘘のような感じが残る作品。


・わざとらしいほどの恋

 さらにその嘘臭さに拍車をかけたのが筒井。筒井が設楽に恋をする。最初のうちは設楽のことを嫌っていたのに、手のひらを返したようにベタベタになっていく。筒井が、「浩暉」と呼ぶたびに、そこまで相手のことを信じることができるものなのか、と感じずにはいられない。

 ドラマのタイトルが「恋は闇」と言っているから、設楽が犯人で、その犯人と交際していると想像しながら鑑賞していた。だからますます筒井の行動が、いくら恋でもそこまでしないでしょ?って感じる部分がたくさんだった。


・ホルスの目殺人とは・・・

 結果的には、犯人は設楽ではなかったというオチの展開。

 ところでこのホルスの目殺人。殺された女性の目には左右色の異なるカラーコンタクトが入れられていた、と言う理由からホルスの目の殺人と名付けられている。ドラマとは言え、殺人事件に名称がつくと言うのが不気味。

 どうして犯罪にそんな芸術性を求めようとするのか。

 このドラマの影響を受けて、真似する人が将来出てくるのではなかろうか、と心配になる癖の強い事件だった。


 どうも設楽と筒井の関係が嘘っぽすぎて、最後までみんなが嘘つきに感じられる作品だった。


[各話感想]

 第10話(最終話) 衝撃の真相と残る疑問…


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


[関連感想]


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