国内ドラマ『キャスター』報道の裏側に迫る衝撃作、阿部寛主演で描くメディアのリアル
- Dancing Shigeko

- 6月17日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
25年4月期 TBS系日曜劇場枠の作品。
今回は国内ドラマ『キャスター』を紹介します!
[基本情報]
脚本:槌谷健、及川真実、李正美、谷碧仁、守口悠介、北浦勝大
音楽:木村秀彬
主題歌:tuki.「騙シ愛」
劇中歌:tuki.「ストレンジャーズ」「声命」
演出:加藤亜季子、金井紘、加藤尚樹、馬田翔永、嶋田広野
プロデュース:伊與田英徳、関川友理、佐久間晃嗣
製作著作:TBS
[登場人物]
進藤壮一:阿部寛
フリーのキャスター。JBNの看板報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターを務める。
崎久保華:永野芽郁
ニュースゲートの総合演出。
本橋悠介:道枝駿佑
入社2年目のアシスタントディレクター。
[内容]
キャスターの進藤壮一は国定会長に引っこ抜かれてJBNにやってくる。看板報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターを任される。彼はこれまでの常識をぶっ壊すと言って、次々とスクープをとってくるのだった。
[感想]
型破りのキャスターがスクープを連発しながら、闇に迫って行く作品。
・報道の裏側
この作品の見どころは報道番組が放送されるまでの取り組みの雰囲気を味わえることなのではないかと思う。進藤がスクープを取るためにいろんな罠を仕掛けて、手に入れるスクープにも面白さももちろんある。
そう言ったスクープを取るためにいろんな情報操作も行われているのも印象的。臓器移植の時にはみんなが騙しあっていると言った感じで、そこまでしないとスクープは取れないのかと思ったもの。
・スクープになるのは大抵不正が
臓器移植、盗撮、火災の真相など、いろんな事件の裏には不正が絡んでいる。盗撮はちょっと違う?そういったスクープを見ていると、健全な生活をしようとする人たちがあまりにも可哀想な気持ちになってくる。スクープですっぱ抜かれた人たちはよしとして、世の中には気づかれずに不正を続けている人もいると思うと複雑。
・報道の限界?
さらには明らかな不正というか、都合の悪い事実、国民が知っておいた方がいい事実さえも、国の都合で隠蔽されてしまうという事実。こういった事実はドラマの中だけではなく、現実にもたくさんあるのだろうと思うと、真っ当に生きている人たちは、何なんだろうと思ってしまう。
世の中の闇というか、国民はマスコミに踊らされているのだろうな、マスコミは国に踊らされている、と感じる作品だった。
[各話感想]
第2話 報道とスポンサーの板挟み
第3話 研究と報道、ぶつかる信念
第6話 命か、正義か。報道の本質を問う
第9話 暴かれる真実と命の代償
第10話(最終話) 報道か国家か――進藤が突きつけられた選択
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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