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国内ドラマ『キャスター』第10話(最終話) 報道か国家か――進藤が突きつけられた選択

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 進藤は真相を暴けるのか。


 今回は国内ドラマ『キャスター』第10話(最終話)を紹介します!


[内容]

#10(最終話) 国民に知られてはいけない秘密

 進藤はJBNの国定会長が父の死に関係していると推測。そのことを必ず白日の元に晒すという。そんな中、市之瀬が反社会勢力の子供だという記事が流れ、さらには三流出版社から羽生官房長官の死は他殺だった可能性がある、という記事が出る。

 JBNはこのスクープ記事に対して大混乱。進藤は国定にニュースゲートで緊急会見を行うべきだと言い、国定をニュースゲートの舞台に立たせるのだった。


[感想]

 進藤が国定会長と対決する1話。

・やり遂げることができたのか?

 進藤は国定会長をニュースゲートに出演させて、そこで追い詰めることに成功。しかしその結果はどうだったのかる進藤の期待する闇を越える大きな闇に遭遇してどう気持ちの整理をしたか?

 進藤が考えているような内容ではなくもっともっと大きな力が、暴けない秘密がそこにある。

 この結末を見ていると報道って何だろうと感じずにはいられない。

 

・ニュースの世界

 国定会長の話がすべて真実なのだとしたら進藤の考えていた次元ではなく、国と国レベルでの隠し事になる。その事実を報道できないのなら報道は何を牽制するのか。権力に屈すると言う言い方が正しいのか、報道したら国際関係に影響が出ると言う理由で報道させない。政治家の仕事はどれだけ闇を抱え込むことができたかにかかっているなんてことを言い始められたら、何でもかんでもやりたい放題やって都合の悪いことを隠しますと言っているようで、ますます政治家を見る目、報道の姿勢に疑問。

 ドラマの世界であって現実はもっとしっかりしているのだと信じたいところ。実際にはどうしているのだろう。報道することと、国益とのバランスを考えて内容が取捨選択されているのだろうか。


・続編を作るつもりなのか?

 それにしても今回の終わり方は何だったのか?謎の記者が現れて進藤の子供たちを付け回っている様子で終わって行く。明らかに続編作るつもりでしょ?と感じる終わり方。報道がメインのこの作品だったらいくらでもスクープになりそうなネタを作ることはできる訳で、続編か、劇場版ができるのだろうなと言う感じ。

 闇の裏組織との対決はまだまだ始まったばかりと言う印象が残った。


 報道と政治、国益について考えさせられる1話だった。


 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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