国内ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』捜査支援が主役の刑事ドラマ
- Dancing Shigeko

- 9月7日
- 読了時間: 4分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
25年7月期テレビ朝日系水曜日ドラマ。
今回は国内ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』を紹介します!
[基本情報]
脚本:福田靖
監督:田村直己
豊島圭介
小松隆志
監修:佐々木成三
古谷謙一(警察)
森田照正(医療)
音楽:沢田完
エンディング:DREAMS COME TRUE「BEACON」
製作総指揮:服部宣之(ゼネラルプロデューサー、テレビ朝日)
黒田徹也(チーフプロデューサー)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)
目黒正之(東映)
制作:テレビ朝日
東映
[登場人物]
伊垣修二:大森南朋
SSBC(捜査支援分析センター)強行犯係の警官。
名波凛太郎:相葉雅紀
キャリア組。SSBC強行犯係に見習いとして配属。
青柳遥:松下奈緒
警視庁捜査一課の警察官。
[内容]
警視庁捜査一課の強行犯に特化したSSBC強行犯係は、捜査一課と協力して次々と凶悪犯罪の犯人検挙に貢献。時には伊垣・名波が捜査一課を出し抜くような活躍を見せる。対立しながらも協力しあって事件を解決していくのだった。
[感想]
SSBC強行犯係が捜査一課顔負けの捜査力を見せる作品。
・デジタルでありながらアナログ
監視カメラ映像、画像解析などを駆使して、犯人の前足、後足を辿るSSBC。一見デジタル技術を駆使していると感じるものの、地味にアナログ。所定の監視カメラだけでは得られる情報に限りがあり、民間の監視カメラの場所を探しに行ったり、行方を辿るために、映像を追いかけていく作業などはめちゃくちゃアナログ。みんなで画像を睨めっこ。容疑者が映っているかを探していく。この辺りはもっと工夫ができないものなのか。
もう少し技術が進んでいても良さそうな気がするのだけれど、そんなことはないのだろうか。
・縦割り社会
SSBCという組織が本当にあるのか?と気になりながらも、最後まで鑑賞した本作品。SSBCは実在、SSBC強行犯係は架空の組織。
作品中では、SSBC強行犯係はあくまでも支援部隊。捜査をするのは捜査一課の仕事、というのが強調されていた。こういう縄張り意識というか、役割を明確に切るのは、責任の所在がわかりやすい反面、スピード感に遅れが出そうな気がする。
この作品では、そのスピード感に重きを置き、SSBC強行犯係で見つけた情報がそのまま彼らの手によって活用されて、犯人逮捕に近づくという場面が多発。そのため捜査一課の仕事をとるなといつも怒られている。
同じ部門にしたら良いのに、分けた組織にしておくことのメリットは何でなんだろう?疑問が残る。
・本当にそうなのだろうか?
名波がしょっちゅう口にしていた、僕は警察官僚で3年後には局長になって、あなた(捜査一課長)の上司になります、と言って、捜査一課長を黙らせることをしていた。この構図は本当にそうなのか。キャリア組と呼ばれる人たちは、現場の人たちをあっという間に追い越していくものなのか。
そんな環境で仕事をしていて現場は納得感があるのだろうか。なんとなく、その組織の構図には無理があるような気がした。それに3年後にそうかもしれないけれど今は違うのだから、一課長の指示に従うのが正しいのではないのか、とツッコミどころ満載。
それだけ階級に厳しい世界なのだろうか、という疑問が残った。
監視カメラで行動がある程度絞り込まれるこのご時世。頼もしくもあり、恐ろしいとも感じる作品だった。
[各話感想]
第5話 双子に潜む謎と11秒の空白
第9話(最終話) 真実は闇に?名波の葛藤とチームの結末
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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