国内ドラマ『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』 感想 | 水と油だった二人は混ざり合った

こんにちは、Dancing Shigekoです!
2026年7月度フジテレビ系月9ドラマ。
今回は国内ドラマ『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』を紹介します!
[基本情報]
脚本:吉髙寿男
市東さやか
阿部沙耶佳
萩森淳
北浦勝大
鈴木洋介
金沢達也
三谷伸太朗(協力)
演出:三橋利行(FILM)
下畠優太(FILM)
林徹
山本裕介(FILM)
監修:加藤卓(法律)
阪口采香(弁護士)
戸井健一郎(建築)
筒井紀博(建築)
佐々木成三(警察)
山本昌督(医療)
松田馨(政治)
奥住英明(アクション監督)
音楽:植田能平
エンディング:GACKT「STAND ALONE」
プロデュース:牧野正
制作プロデューサー:大野公紀
古郡真也(FILM)
撮影監督:佐光朗
制作:FILM(協力)
製作:フジテレビ
[登場人物]
浦真鷲直人:GACKT
敏腕弁護士。
麻生縁:志田未来
大手法律事務所で働くまっすぐな弁護士。
[内容]
浦真鷲は嘘を巧みに使いながら、相手のボロを引き出す方法で証拠を掴み、裁判で勝していた。そのやり方が度を過ぎて、弁護士免許を一時停止にされる。その間、監視役として麻生が浦真鷲の事務所に送り込まれるのだった。
[感想]
嘘を巧みに使って相手から情報を引き出す浦真鷲と、嘘を許さない正義感の強い麻生。最初 は水と油のように見えた二人だったけれど、最後まで見ると、麻生の方が少しずつ浦真鷲の影響を受けていく物語だったように思う。
・水と油というより「朱に交われば赤くなる」
浦真鷲は、相手を騙してでも情報を引き出す。
一方の麻生は、正義感が強く、嘘を使うやり方には否定的だった。最初は完全に反発し合う二人。
それでも一緒に行動するうちに、麻生は少しずつ浦真鷲のやり方を理解するようになる。麻生の正義感は、最初からいいキャラだと思っていた。
だから、浦真鷲に影響されていく姿も「やっぱり感化されたのね」と、どこか温かく見守るような感じだった。
最初は水と油だと思っていたけれど、最後まで見ると「朱に交われば赤くなる」という言葉の方が近かったかもしれない。
・チームで罠にかける完成度
浦真鷲は弁護士でありながら建築家でもある。そして毎回、相手から情報を引き出すために、そのためだけの部屋まで作る。
一体どうやって、毎回こんなものを準備しているのだろうとは思う。
それでも、建築事務所のメンバーがそれぞれ役割を演じ、相手を罠にかけていく流れはそれなりに楽しめた。
誰かが一人で解決するのではなく、チーム全体で仕掛けを完成させていく。
その感じは、『オーシャンズ11』や『特攻野郎Aチーム』のような作品を思い出させた。
・政治家の提案、その裏を勘繰ってしまう
古瀬議員は、IR誘致のために邪魔になる相手を排除しようとする。排除するのではなく、協力を仰ぐようにはできなかったのだろうかと思う。
もちろん、ドラマの中の人物を見ただけで現実の政治家全体を決めつけることはできない。
ただ、こういう描写を見ていると、政治家が何かを提案した時、その裏には本人にとって何かしらの恩恵があるのではないか、と勘繰ってしまう。
結局、人は言葉だけでは理解し合えないのだろうか。
そんな人間関係の限界まで少し考えてしまった。
・予想は半分当たり、半分外れ
第1話の時、自分はこう予想していた。
浦真鷲と麻生が最終的には同じ弁護士事務所で案件を担当するようになる。そして、1話完結の弁護ものを繰り返し、最後には大物政治家を仕留めて終わる。
結果として、同じ弁護士事務所で働くことにはならなかった。
ただ、麻生は常に浦真鷲のところへ行くようになったので、関係性としてはほぼ同じようなものだったのかもしれない。
一方、大物政治家を仕留めるという予想は、当たったとは言いにくい。古瀬は完全に失墜したわけではなく、浦真鷲の妹の再審もまだ終わっていない。
いろいろと残ったまま終わった。
・最後まで残った消化不良
途中までの浦真鷲と麻生の関係や、建築事務所のメンバーが協力して相手を罠にかける展開は、それなりに楽しめた。
ただ、最後まで見終わると、どうしても消化不良が残る。最終話そのものも余計に感じた。
前回までで大きな話がかなり片づいていたのに、最後に美容エステの案件を持ってきたことで、作品全体の締まりまで弱くなったように思う。
古瀬は完全には失墜しない。浦真鷲の妹の再審も終わらない。
浦真鷲自身も、一度は弁護士を辞めたのに結局戻る。
途中まで楽しめた部分があっただけに、最後にいろいろ残したまま終わったことが惜しい。
浦真鷲と麻生の関係は面白かった。チームで相手を罠にかける仕掛けも楽しめた。
だからこそ、最後まできれいに片づけてほしかった、という消化不良が残った作品でした!
[各話感想]
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
[関連感想]
コメント