国内ドラマ『19番目のカルテ』総合診療科のリアルと感動
- Dancing Shigeko
- 5 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
25年7月期TBS系日曜劇場作品。
今回は国内ドラマ『19番目のカルテ』を紹介します!
[基本情報]
原作:富士屋カツヒト『19番目のカルテ 徳重晃の問診』
企画:益田千愛
構成【編成】
吉藤芽衣
髙田脩
脚本:坪田文
演出:青山貴洋
棚澤孝義
泉正英
監修:生坂政臣(医療)
内倉淑男(医療)
音楽:桶狭間ありさ
エンディング:あいみょん「いちについて」
プロデューサー:岩崎愛奈
相羽めぐみ(協力)
製作:TBSスパークル
TBS
[登場人物]
徳重晃:松本潤
魚虎総合病院の総合診療科の担当医。
滝野みずき:小芝風花
魚虎総合病院の新米医師。整形外科にいたが総合診療科に異動する。
[内容]
臓器を専門としない、人を診る19番目の診療科、総合診療科が魚虎総合病院に設置される。そこに担当医としてやってきた徳重は、周りから必要性に疑問の声を浴びせられていた。その声に動じることなく、徳重は独自のペースで次々と患者を診断していくのだった。
[感想]
人を診る総合診療医・徳重の患者との向き合い方を描く作品。
・総合診療科は実在する?
この作品を見て一番興味が湧いたのは、本当に”総合診療科”というものが存在するのか、ということ。調べてみると、実際に存在する。近所の阪大病院にもあるみたい。ドラマを通じて、知識が増えるのは嬉しい。18も診療科があるというのも発見。どんな診療科があるのかを言えるように学んでみたいと思った。
・話を聞かせてください
徳重の決めゼリフ。「あなたの話を聞かせてください」と言って、独特の空間に入っていて、患者が置かれている立場が映し出される。そこに徳重もいて、その話を聞いている。
この「話を聞かせてください」って、総合診療科、というよりは心療内科や、カウンセリングのイメージがある。総合診療科も話を聞くことから始めるのだろうか。
自分が総合診療科を受診することがあるかは分かららないけれど、結構、興味深い診察の仕方だと感じた。
・個性は揃いの魚虎総合病院
心臓血管外科の茶屋坂、外科でサラブレッドの東郷、徳重と同じ総合診療科を目指したいと言い出した滝野はいつも眉間に皺、効率ばかりを考える成海、全く話さないのかと思ったら突然口を利く天白、など個性派ばかり。こう言った個性の塊だからこそ、医者という職業を続けていけるのか。
茶屋坂を演じているファーストサマーウイカはなかなかの演技派とも感じた。キャラが滲み出ている。他の作品で見た時とだいぶ印象も違い板についていると感じた。
それぞれの個性に注目するのも楽しめる部分と思った。
ここのエピソードは無難に涙を誘う系で、十分に見応えのある作品だった。
[各話感想]
第1話 その診察は、医療を変える一歩
第3話 声を失う恐怖と向き合う
第6話 初めての看取り、滝野の葛藤
第8話(最終話) 赤池に届くか、弟子の想い。徳重の覚悟が胸を打つ
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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