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国内ドラマ『19番目のカルテ』第8話(最終話) 赤池に届くか、弟子の想い。徳重の覚悟が胸を打つ

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 9月13日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 赤池を説得できるのか?


 今回は国内ドラマ『19番目のカルテ』第8話(最終話)を紹介します!


[内容]

#8(最終話) ひとを、診る人

 赤池が魚虎総合病院に緊急搬送される。応急処置はされたものの、バッド・キアリ症候群と診断され、余命1ヶ月だという。根本的な治療方法は肝臓を移植することのみ。しかし赤池は医師の話に答えることを止める。徳重はいつものペースを乱さないようにしながらも、赤池を助けるための準備を進めていた。

 並行して院長戦で北野と東郷が激突。滝野は咳が止まらない高校生の診断に頭を悩ましているのだった。


[感想]

 赤池を助けるために、徳重が大いなる決断をする最終話。

・話さない患者には手出しできない

 赤池はダンマリを決め込んでいる。医者にとって一番辛いことは何か?それは患者が何も話さないこと。本人が希望しなければ医者は手出しができないと言うのが現状。私にとって、医者のイメージは町医者で患者の方が困っているからやってくる。それで診察をすると言う印象が強いだけに、医者に話さない患者がいると言うのがどう言う場面なのか、ちょっとイメージの湧かない世界。

 赤池のように救急搬送されてきた患者の中にはいるのだろうか。救急搬送される、と言うことは本人も自覚していない病気であって、頑なに口を閉ざすと言うことは無さそうな気がする。どうなのだろう?


・師匠を助けるために

 徳重は赤池先生を助けたい。ただその一心。口を閉ざした状態でも、自分にできることと言うので事前に準備を進めていき、肝臓移植のドナーになることを伝える。本来、身内しかなれない肝臓移植のドナー。臓器売買などを疑われないようにきちんと説得材料を用意している。

 外堀を埋めることで赤池先生の心に踏み込んでいく。師匠のためにそこまでする徳重。彼にとって赤池先生が師匠以上の何かなのを感じる。

 そこまでしたいと思える人物に会えると言うのは人生において貴重なことだと思う。大切にしたいものである。


・総合診療科の現実

 最後に徳重が今の医者の数に対する総合診療科医の数を話している。1000人しかいないという数字が現実のものなのか。総合診療科、と言うのが本当に存在するのか、それともフィクションなのか。最後の話を聞いていたら、本当のことのように聞こえた。ドラマから現実の仕組みについて興味が湧くのはありがたい。近所なら阪大病院にも設置されているのを知る機会になった。


 総合診療科のありがたみが濃く描かれている最終話だった。


 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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