国内ドラマ『19番目のカルテ』第3話 声を失う恐怖と向き合う
- Dancing Shigeko
- 1 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次は?
今回は国内ドラマ『19番目のカルテ』第3話を紹介します!
[内容]
#3 どの道を選んでも
アナウンサーの堀田が喉の違和感を訴え、診察にやってくる。東郷康二郎は手術を勧めるが、セカンドオピニオンとして総合診療科の徳重のところに診察にやってくる。徳重は時間をかけて納得のいく結論を出しましょう、と言う。
しかし予想よりも進行が早く、のんびりと考える時間がなくなっていくのだった。
[感想]
徳重がアナウンサーの喉頭がんと向き合う1話。
・三つの役割
徳重の師匠である赤髭先生がふらりとやってくる。そして悩んでいる徳重と、滝野、と3人で食事している。徳重が気まずくなって席を外している間に赤髭は滝野に総合診療とは、について語っている。
三つの役割があるという。初期診断を幅広い知見から見極める、患者の家族も含めて健康状態を見守る、そして専門医との橋渡し。今回は外科との橋渡しが仕事だという。
いろんな仕事があって、いろんな能力が必要なのだと感じる。
・自分が築き上げてきたキャリア
今回の患者・堀田。アナウンサーとして、自分の声を育ててきたという。自分の仕事に誇りを持っていて、世界陸上のアナウンサーを任されたことを家族に話している。娘も自慢のパパと言っている。こう言う風に自分のキャリアに自信を持っていて、子供からも誇りに持ってもらえるような親というのは、いい環境なのだろうと思う。羨ましい。
・生きてこその人生
命あっての人生。お決まりの文句。仮に声が出なくなっても生きていることが大切と言って手術を勧める。堀田は、「そんな事言われなくてもわかっている」と反論。それはそうだ。正論かざされても気持ちが追いつかない。それが病気を言い渡された人の心境なのだろうと思う。
その気持ちにどう向き合っていくのか。その気持ちの整理の難しさが問題なのだと思うけれど。
実際の心理。どんなものなのだろう。ましてや、声を商売道具にしていた人にしてみたら、術後の読めない状態。徳重が言っていた通り、納得できるかできないか、そこだけなのかもしれない。
病気と向き合うのがいかに難しいかを感じる1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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