国内ドラマ『能面検事』大阪が舞台!表情を捨てた検事の静かな戦い
- Dancing Shigeko
- 4 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
25年7月期テレビ東京系ドラマ9(金曜日)。
今回は国内ドラマ『能面検事』を紹介します!
[基本情報]
原作:中山七里『能面検事』『能面検事の奮迅』『能面検事の死闘』
脚本:荒井修子、鹿目けい子、三浦駿斗
監督:村上牧人、七高剛、室井岳人
監修:清瀬ひかり(大阪弁)、高原誠(検察)、石坂隆昌(警察)、山本昌督(医療)
音楽:白石めぐみ
チーフ・プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、小嶋志和(テレビ東京)
黒沢淳(テレパック)、金澤友也(テレパック)
撮影監督:早坂伸
編集:磯貝篤
制作:テレビ東京、テレパック
製作:「能面検事」製作委員会
[登場人物]
不破俊太郎:上川隆也
大阪地検の検事。表情の変化がないことから「能面検事」と揶揄されている。
惣領美晴:吉谷彩子
不破検事の事務官。新人。将来は副検事になりたいと考えている。
[内容]
大阪地検に送検されきた被疑者たちの取り調べをする検察官・不破。彼は表情が変化しないことから「能面検事」と呼ばれていた。彼のもとに新人事務官の惣領が配属になる。不破と対照的に感情がすぐに表情に出る惣領と不破は次々と取調べをしていく。
[感想]
表情を変えない能面検事・不破の取り調べを描く作品。
・大阪が舞台なのがいい
この作品は大阪地検が舞台。大阪市を映し出す場面が各話とも一度は含まれる。さらに馴染みの地名が多く聞こえてくるのがいい。実際に大阪で撮影をしていたのか。豊中と言ってはいたけれど、どうなのか。
通天閣が見える時もあり、存在しない堂島中央駅は、中之島駅のことだろうか、と想像。大阪で撮影していたのかもと思うと、現場を探しに行ってみたくなる。ご近所というのは、それだけで親近感。
・不破の表情に注目
能面検事と呼ばれているので、不破の表情自体に変化が起きることはない。その変化のなさがこの作品の特徴なのだと感じる。上川隆也だからこそ演じきれている役柄にも感じる。一方で、感情を表に出さない=相手を凝視するなのか、というのは少し疑問。もう少し能面というのは、影を指しているような表情でも良かったのではと感じる部分もあった。
・いいコンビ
無表情の不破と、感情むき出しの惣領。対照的なのがバランスよく見える。惣領は他と比べても感情が表に出やすいタイプに見えたのが印象的。いつも無表情の不破と一緒に歩いている様子を見ていると、どこかハムスターのような感じにも見えて(ちょこちょこしている感じ?)、その様子もなかなか印象的。
能面と表情豊富の対照的なコンビがバランス良かったか。
その二人がいろんな事件に臨む。事件の内容自体は無難に解決していったという感じ。
特徴と言えば能面。もう一捻りあっても良かったかもと感じる作品だった。
[各話感想]
第1話 無表情の検事が冤罪に挑む
第5話 能面の裏に秘めた過去
第8話(最終話) 不破検事、最後の取り調べ──“存在しない犯人”を追って
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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