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国内ドラマ『能面検事』第4話 交錯する正義と疑惑─不破が迫る検察の闇

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 8月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月3日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 不破と警察は協力できるようになるのか。


 今回は国内ドラマ『能面検事』第4話を紹介します!


[内容]

#4 検察の裏切り者

 特捜部は荻山学園の荻山理事長、衆議院議員の兵馬、財務局の調整官・安田の間で国有地払い下げ問題の収賄疑惑があると見て捜査を進めていた。その調査応援に不破にも声がかかったが、今抱えている戸籍売買の殺人事件があるからと断っていた。

 ところが特捜部の操作で、資料が改竄された可能性があるとして、その調査をするよう不破は命じられる。その調査を進めていく中で、戸籍売買の関係にもつながりが出てくるのだった。


[感想]

 検察内部で不正の疑惑が浮上する1話。

・利害関係が複雑に?

 学園の理事長と衆議院議員と財務局の調整官での不正。学校建設予定地の購入価格が実勢価格の4割程度で破格の金額で購入したことに疑惑の目が向けられている。この三者がどのように絡み合っているのか。そして誰がどのような恩恵を受けているのか。

 学園と政治家の繋がりと聞くと、森友学園の話を連想する。この構図をイメージして作られた脚本なのか。第三者を加えることでお金の流れをたくみに誤魔化そうとしているのが見える。

 誰がそう言った不正の案を持ちかけているのか。何が解決されたら、こういった不正がなくなっていくのだろう。世の中の歪みが見え隠れする設定だった。


・目の前の案件に集中のはずが

 不破は自身の案件に集中している。ところがその取り扱っている戸籍売買と、萩山学園につながりがあることが見えてくる。戸籍を不正に入手して仕事をする。日本で働きたい外国人が、戸籍を手に入れるために、日本人の戸籍を買う。

 そして仕事をする。これは現実にも起きている構図なのか。不正に戸籍を入手するような外国人が、真っ当な仕事をできるのか?疑問が膨らむ。


・特捜部のエースが

 特捜のエースと言われている高峰。三社の収賄疑惑のガサ入れ捜査が順調に進んでいるように見えて、実はそうでもない。高峰と安田は大学の頃から知り合いだったことが不破の調査で明らかになっていく。

 これまでのエピソードでは高峰は不破と並ぶエース検事として描かれていた。ここにきてイメージが急転。黒塗られた過去を持っていそうな人物に見えてくる。

 最後に発掘された三つの白骨死体。そことのつながりが見え始める。誰にも一つや二つ不都合な事実があると言うことなのか。過去の過ちなだけなのか、今も何かに加担しているのか。

 

 不破と高峰が対決することになりそうな気配が残る1話だった。


 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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