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国内ドラマ『能面検事』第8話(最終話) 不破検事、最後の取り調べ──“存在しない犯人”を追って

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 8月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月1日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ロストルサンチマンは捕まるのか?


 今回は国内ドラマ『能面検事』第8話(最終話)を紹介します!


[内容]

#8(最終話) 存在しない犯人

 不破が刺される。惣領が不破の代わりに笹清の取調べをする。そこに不破がやってくる。取り調べを終えて、笹清が護送されていくと、何者かが警備を襲い、笹清を連れ去る。そして、笹清は殺害されて見つかる。

 誰が笹清を殺害したのか。不破は遺族に話を聞きに回るのだった。


[感想]

 ロストルサンチマンが捕まる1話。

・不破代行

 不破が入院している間も、笹清の送致の期限が近づいている。榊次席検事は惣領に代理で取り調べをするように指示。検事の代理を事務官にお願いするというのは何故なのか。検事の代理は別の検事にならないのが不思議、と思いつつ、惣領の取り調べを見ていた。

 笹清に舐められている惣領。感情がすぐに表情に出る、と笹清にも指摘されて、惣領は不破とのやりとりを思い出す。そして彼女なりに感情を抑えて取り調べ。その時の表情、感情がないような、不破ほど無感情という感じではないような。この違いは何なのだろうか。


・殺害された恨み

 笹清が殺される。ロストルサンチマンとは実は最初からいなかったと不破は言う。不破の考えは、笹清を連れ出すための撹乱作戦だったのだと。まんまと罠にハマってしまったと悔しんでいる。

 不破によって笹清を殺した犯人が見破られる。犯人は、なぜこれからの人生を奪った本人をいつまでも生かしておいていいのか、と問う。被害者関係者の心理とは、やり場のない怒りでどうしようもないのだろうと思う。

 殺人というのはそれだけ重い罪。取り返しのつかない犯罪だとつくづく感じる。無くすこと、防ぐこと、身を守ることはできないものなのか。


・誰が不破を?

 結局、最後まで不破を刺した人が誰だったか、は分からずじまい。誰が刺したのだろうか。笹清を殺した犯人と同じ人物なのだろうか。あまり重要ではなかったということなのか。

 しかも最終話になっているというのも謎。盛り上がらなかったのだろうか。結構、個性的で、それでいてしつこくなく、無難に楽しめる系列の作品と感じていただけに、意外な幕切れという感じが残った。


 不破検事がまたテレビに戻ってくる日はあるのか、と気になる1話だった。


 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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