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国内ドラマ『一次元の挿し木』 感想 | 「生きるとは何か」を考えた

執筆者の写真: Dancing Shigeko
Dancing Shigeko
12 分前
読了時間: 4分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 26年7月期日本テレビ系「日曜ドラマ」枠作品。


 今回は国内ドラマ『一次元の挿し木』を紹介します!


[基本情報]

 原作:松下龍之介

 脚本:高田亮

    清水匡

 監督:城定秀夫

    頃安祐良

    日髙貴士

 監修:山崎昭(法科学捜査)

    古山翔平(法科学捜査)

    永山大希(法科学捜査)

    小林武彦(科学)

    若山照彦(科学)

    若山清香(科学)

    矢山和宏(警察)

    中澤暁雄(医療)

    岡崎味音(精神医療)

 音楽:堤裕介

 エンディング:LANA「Truth in the dark」

 チーフ・プロデューサー:中間利彦(読売テレビ)

 プロデューサー:中山喬詞(読売テレビ)

         安部祐真(読売テレビ)

         清家優輝(ファインエンターテイメント)

         岡田健人(ファインエンターテイメント)

 制作:ファインエンターテイメント(協力)

 製作:読売テレビ


[登場人物]

七瀬悠:山田涼介

 大学院の研究者。

石見崎唯:白石聖

 石見崎教授の姪と偽る。

七瀬紫陽:堀田真由

 悠の義理の妹。失踪している。

仙波佳代子:鈴木保奈美

 発生生物学者。

七瀬京一

 大手製薬会社の会長。悠の義父。紫陽の父。


[内容]

 七瀬悠は4年前に失踪した紫陽を探していた。京一は、紫陽は死んだと言って葬儀を行おうとしていた。悠は紫陽は生きていると言って、その葬儀を止めに入る。

 そんな中、石見咲教授から依頼された研究で27年前にループクンド湖で骨から検出したDNAの分析をしていた。すると、そのDNAは紫陽のものだった。


[感想]

 4年前に失踪した紫陽。200年以上前の骨から検出されたDNAが、その紫陽のものと一致する。第1話ではタイムスリップものだと思っていた。

 ところが、たどり着いたのはクローン人間という、思っていた以上に現実に近いテーマだった。


・クローン人間は何が問題なのだろう?

 全話を見終えて、まず残ったのはクローン人間についてだった。この問題が現実に起きたら、自分たちはどう向き合うのだろう。

 何年か先には、本当にやってくる現実なのかもしれない。

 ただ、自分の中では「クローン人間の何が問題なのか」をうまく言葉にできない。

 このドラマでは、クローン人間にも母体が必要だった。母体の中で育ち、出産されている。


 その事実を見ると、クローン人間も普通の人間と同じではないのかと思ってしまう。

 人工授精とは何が違うのだろう。

「クローン人間を作る」という表現そのものに抵抗があるだけなのだろうか。

 もし母体を必要とせず、水槽の中で成長するような形だったら、また印象は違うのかもしれない。


 今のところ、自分の中でも答えは出ていない。


・紫陽と牛尾から「生きる」を考える

 紫陽は、やがて自分が死ぬと分かっていた頃、「いなかったことにしてほしい」と願っていた。確かにそこにいて、周囲の人とも関わってきた。

 それなのに、自分の存在をなかったことにしてほしいと願う。


 その発想に触れて、生命とは何なのだろうと思った。


 一方の牛尾も、作られた人間だった。秘密を守るために、ひたすら人を殺してきた。

 なぜ人を溶かすような極端な方法で殺すのかという謎も残った。


 ただ、牛尾自身も、自分が何のために生きているのか疑問を感じていたようだった。

 紫陽も牛尾も、自分の存在と向き合っていた。

 では、自分なら「何のために生きるのか」と聞かれたら、どう答えるのだろう。


 今なら、歴史を刻むことだろうか。


 少しでも世の中を、自分が考えるいい方向へ動かそうと挑戦する。


 それが今の自分なりの答えなのかもしれない。


・初回予想は大外れだった

 第1話を見た時、自分は完全にタイムスリップものだと思っていた。

 200年前の骨が紫陽のDNAと一致する。仙波佳代子がタイムスリップのロジックを作り、製薬会社が必要な技術を作った。

 最後は悠が200年前へ行き、紫陽を助けて現在へ戻ってくる。そんな展開まで想像していた。

 結果はまったく違った。

 タイムスリップという非現実的な設定ではなく、クローン人間という、むしろ現実に近づいてきそうな話だった。

 まったく予想できていなかった。まだまだ予想する力は弱い。


 ただ、予想が大きく外れたからこそ、クローン人間や生命について考えるところまで連れていかれた。

「クローン人間は何が問題なのか」

「人は何のために生きるのか」

 答えはまだ完全には出ていない。

 それでも、自分なら少しでも世の中をいい方向へ動かすために挑戦し、歴史を刻んでいきたい。


 そんなことまで考えたドラマでした!


[各話感想]


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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