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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』ダー子に異変⁉︎

更新日:2023年1月7日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 続編を早く見たい。


 今回は映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を紹介します!


 前作感想→こちら


[基本情報]

 監督:田中亮

 脚本:古沢良太

 製作:石原隆

    市川南

 主題歌:Official髭男dism『Laughter』

 制作会社:FILM

 製作会社:『コンフィデンスマンJP』製作委員会

 配給:東宝

 上映時間:124分


[登場人物]

ダー子:長澤まさみ

 超一流のコンフィデンスマン。ボクちゃん、リチャードと組んで大物のオサカナを釣り上げるのを楽しんでいる。

 これまでの作戦とどこか違い大人しさを感じる。母を演じていたからかな?

ボクちゃん:東出昌大

 ダー子と手を組んでオサカナを釣り上げる。しかし優しすぎて、もう辞めたいと思うことが多々ある。

 安心感抜群のサポート役に感じる役回りだった。

リチャード:小日向文世

 ダー子と手を組んでオサカナを釣り上げる。真面目なようなで若い女性には滅法弱い。矢島理花にせがまれて、甘い顔をする。

 また波子に騙されているのかと思わせるあたりが面白い。


[内容]

 ダー子は街中で見かけたかよわい女の子コックリが強欲おばさんの言いなりになって悪事を働いているのを見て、助け出す。そしてダー子は彼女を弟子にする。

 今回狙った獲物は、フウ一族の財産。アジアの大金持ちであるレイモンド・フウが死に際に残した遺言。財産をミシェルに全額残し、当主の座を譲ると言うものだった。ミシェルの存在はそれまで一切触れられてなく、世界各地から偽ミシェルが現れては、去っていく。

 そんな中に残ったのが、コックリ扮するミシェル。そして4ヶ月後の当主の授与日に渡されるという金の印鑑をダー子は狙うのだった。


[感想](※ネタバレあり、ご注意ください

 家族になりすます作戦を描く作品。

・家族編以来の偽

 偽物の家族に扮して、遺産を狙う。それはレギュラー番組だった時の家族編以来の作戦。今回は、本物の兄弟の中で偽者の相続者。しかも相続できることが確定している。状況はだいぶ違う。3人の本物のと一人の偽者。なかなか辛い立場の状況でこっくり、ダー子が作戦を進めていく。どういう結末が待っているのか、全く想像できない展開。

 とうとう相続人がいては、自分達にチャンスがないとわかり、三兄弟揃ってミシェルをなんとかしようと考え始めるのだから、血は争えない。そんな彼らだけに、最後の展開に驚き。


・三度目、赤星栄介

 今回もまた赤星栄介が現れる。クリストファーに頼まれてミシェルを殺す役としてマレーシア入り。そこで目にしたのは、ミシェルの母親。それがダー子だと分かって、ターゲットをミシェルから、ダー子に変えていく。そしてダーこの狙いが金の印鑑だと分かると、それを横取りすることを考える。

 ダー子が計画通りの行動で印鑑をすり替えるのを見届けてから、ダー子に接触。銃を突きつけて印鑑を横取りしていく。クリストファーの指示に基づき、ダー子らを片付けてしまうと、赤星は思わず、「バカタレ」とつぶやく。ダー子との対決を内心楽しんでいたのが伝わってくる。

 その一言は、これまでの赤星の思いもこもっていて、赤星を見る目が変わる瞬間だった。


・騙す側から

 これまでダー子たちを騙してきた人々。といっても波子。今回もラーメン屋としてマレーシアに現れる。今回もリチャードをたぶらかしているように見せておいて、実は重要な役割を果たしている。

 少しずつダー子と一緒に仕事をして、壮大な騙し絵を作り上げていく。今回も赤星は騙される側だったけれど、そのうち、赤星も騙す側になる日が来るのか。注目。


・レイモンドが求めていたもの

 実はレイモンドの遺言。とある人物の影響を受けてのもの。そして目指したかったのは、子供たちへの自由。これまでフウ一族として、さんざん周りからの目で、行動に制限がかかってきた長女ブリジット、長男アンドリュー、次男クリストファー。彼らに自由を与えるためにミシェルに当主の座を渡すと考えていたという。

 その話を聞かされた3人の反応、さらにその手紙を見せようと覚悟を決めた執事のトニーの表情。実に重たい。響く場面だった。


・ダー子の成し遂げたこと

 今回は、いつものダー子らしくなく、バカ笑いがなかった。どちらかというと、おとなしい。最後、別れの場面。ダー子のらしくなさがあまりにも印象的。どんな心境の変化が起きたのか。これまでのお金のために騙す、というスタンスを卒業したと言うことなのか。深い。今後のダー子の行動からも目が離せない。


 ダー子に変化を感じる結末の作品だった。


 鑑賞日:2022年7月23日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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