こんにちは、Dancing Shigekoです!
週2作品は映画鑑賞したい!
今回は映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』を紹介します!
[基本情報]
監督:田中亮
脚本:古沢良太
製作:成河広明
梶本圭
草ヶ谷大輔
古郡真也
主題歌:Official髭男dism『Pretender』
制作会社:FILM
製作会社:『コンフィデンスマンJP』製作委員会
配給:東宝
上映時間:116分
[登場人物]
ダー子:長澤まさみ
超一流のコンフィデンスマン。ボクちゃん、リチャードと組んで大物のオサカナを釣り上げるのを楽しんでいる。
とにかくお金を巻き上げた後の大喜びする様子が爽快。豪快に笑う姿が見ていて気持ち良い。
ボクちゃん:東出昌大
ダー子と手を組んでオサカナを釣り上げる。しかし優しすぎて、もう辞めたいと思うことが多々ある。
今回はボクちゃんの悪い一面を見ることができたように思える展開。
リチャード:小日向文世
ダー子と手を組んでオサカナを釣り上げる。真面目なようなで若い女性には滅法弱い。矢島理花にせがまれて、甘い顔をする。
感情むき出しのダー子と対照的に、いつも冷静沈着のリチャード。それでいて成功した時の喜びようはダー子と通じるものがある。やはり仲間なのだと感じさせる場面が多々あった。
[内容]
ダー子は暇を弄んでいた。その時、香港で悪事を働いているというラン・リウの存在を知る。次のターゲットはラン・リウにすると言って、ボクちゃん、リチャード、さらに弟子入りしてきたモナコらと香港に渡って、ラン・リウから財産を巻き上げる計画を実行に移す。
ところが、そこにダー子を狙うものがいた。それは赤星栄介。さらにダー子の元恋人だというジェシーが現れ、ダー子は迷いを見せ始めるのだった。
[感想](※ネタバレあり、ご注意ください)
劇場版でもダー子が見事に騙す!
・胡散臭い占い師
ラン・リウ、占いを信じるという情報を手に入れて、ダー子とモナコが巫女の格好をして、ラン・リウに近づく。そして最初の力試しで、ラン・リウの体に火傷のあざがあることを言い当てる。それで信用を得たダー子。
その後、巫女の格好でラン・リウに会いに行っては、見るからに胡散臭い占いを伝えて去ってくる。占い自体が嘘くさいのに、ここにダー子が巫女をしていると言うのだから、見る側としては胡散臭しか感じない。
それでも表情変えずに、その言葉に耳を傾けているラン・リウが一体、何を考えているのか。このタイミングでは全く分からない。
・三浦春馬と竹内結子が中心人物
ジェシー役に三浦春馬、そしてラン・リウ役に竹内結子が登場して、驚いてしまった。この二人は、何年か前に同時期に自殺をされてしまっている方達。その二人が共演していたと思うと、この作品がきっかけとなったのだろうか、と言う部分に気持ち行ってしまい、やや人物像に集中しきれないと感じてしまう部分があった。
・ついに海外進出、舞台は香港
テレビシリーズでは日本国内でおとなしくしていたダー子。劇場版になり、お約束と言うか、海外進出。その行った先は香港。ダー子、ボクちゃん、リチャード、さらにモナコまで、全員が香港に乗り込んでいるのだから、すごい。
最初に香港を堪能している場面があったのも印象的。二階建てバスに乗って香港の市街を走って観光を十分に楽しんでから、ラン・リウを罠に嵌める作戦が動き出すのだから、楽しい生活を送っていると感じる。
・作戦が筒抜け、内通者は誰!?
今回登場するジェシー。ダー子と過去に恋仲になりかけたことがある存在。私のスターと呼んでいるその存在が登場。ダー子が少しばかりやりづらそうな表情を見せていると、また二人は恋仲に戻りそうなのか、そんな気配がある。
そしてそのジェシーは実は赤星からの回し者。それ故か、ジェシーは常にダー子の動きを把握している。その内通者が誰なのか。
後半に明かされるその内通者。そう言うことだったのか、と軽いショックを受ける。信用して見ていたのに、と言う裏切り感。
・見事な作戦炸裂
ところが、そんな裏切り感すらをぶっ飛ばすのがダー子。赤星、ラン・リウ・ダー子の三人が銃を突きつけ合う危機が訪れて、とうとう撃ち合いになってしまう。
そんな衝撃の結末の先に待っていたのは、ダー子の痛快裏話。
そこまでもが騙しだったと分かった時には、かなりやられた。そしてかなりの爽快感があった。
どんどんダー子の騙しのレベルが上がっていく、と感じる作品だった。
鑑賞日:2022年7月17日
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それでは、また次回!