映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』感想 | 実写化の魅力を考察
- Dancing Shigeko

- 8 時間前
- 読了時間: 4分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな描かれ方をしているか。
今回は映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』を紹介します!
[基本情報]
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦
宮本武史
原作:荒川弘『鋼の錬金術師』
製作:葭原弓子
製作総指揮:濱名一哉
音楽:北里玲二
高橋哲也
前田泰弘
撮影:橋本桂二
編集:洲﨑千恵子
制作会社:OXYBOT
製作会社:映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:142分
[登場人物]
エドワード・エルリック:山田涼介
鋼の錬金術師。
ウィンリィ・ロックベル:本田翼
エドワードの幼馴染。オートメイルの整備士。
ロイ・マスタング大佐:ディーン・フジオカ
東方司令部に赴任している軍人。炎の錬金術師。
リザ・ホークアイ:蓮佛美沙子
マスタング大佐の部下。
リン・ヤオ:渡邊圭祐
東の大国シンの第十二王子
ランファン:黒島結菜
リンの臣下。
メイ・チャン:ロン・モンロウ
東の大国シンの第九王女
スカー:新田真剣佑
イシュバール人。
イズミ・カーティス:遼河はるひ
エドワードの錬金術の先生。
オリヴィエ・アームストロング少将:栗山千明
北の地を守る。
ヴァン・ホーエンハイム:内野聖陽
エドたちの父親。
[内容]
エドたちはグラトニーの中から脱出する。そして約束の日について知る。それが何を意味するのか、スカーの兄が残した研究所から、アメストリス全土を使った賢者の石の錬成だと知る。エドワードは最後の流血予想地点、北の大地に向かって、大量虐殺を阻止しに行くのだった。
[感想]
エドワードたちの戦いが終わりを迎える作品。
・盛り込み過ぎた感
この作品では、原作の最後まで一気に盛り込んでいる。約束の日の話が出てきて、北の侵略阻止に向かい、セレムとも戦い、そして最後にはお父様、フラスコの中の小人との戦い。約束の日=日食が起きて、一度は賢者の石の錬成が実行に移されたような形になって失敗に終わる。みんなでフラスコの中の小人と戦い、決着が付く。
前半はグラトニーの中からエドワードが脱出するところから始まり、登場するタイミングを逃していたイズミ・カーティスがヴァン・ホーエンハイムの乗っている場所で現れるというオリジナルな内容も含めての始まり方。
原作を知っているから、今、あの辺りの内容というのは理解できる。ただあまりにも盛り込み過ぎという感じ。それぞれに見せ場を作ることができただろうに、一気に見せたものだから、どちらかというと見せ場がどこかが掴みづらかったように思う。
小分けにしても良かったように思う内容。
・もう少しパワフルさを
オリヴィエとイズミが本作品で登場。どちらもパワフルな女性、というイメージが強い原作。
しかし、残念ながら実写化においては、ややその迫力に欠けたように感じる。オリヴィエは冷徹、状況を的確に捉える鋭い眼光、それでいて相手の話を聞き入れる器の大きさ、というのがもっと描かれていた方が良かったように思う。
イズミは格闘技は切れ味抜群、話し方も豪快、それでいて、時々血を吐いている、といったギャップが印象的なキャラだけれど、だいぶ薄まっている。
見た目重視で役作りまでは行き届いていなかったような印象が残った。
・総じてみれば
鋼の錬金術師、完結編 復讐者スカー、完結編 最後の錬成と見終わって思うこと。
世界観はすごく上手に再現されている。リゼンブールの長閑な丘陵から始まって、イーストシティやセントラル、どこも原作の世界が忠実という感じ。
登場人物の服装もビシッと決まっていて、いい感じ。
錬成の映像はCG感がある。これは仕方のないことか。もっと見せ方があっても良かったか。
内容も最初の部分から始まって、最後のエドワードとウインリィの等価交換で結婚しようと言っている場面で終わっていくあたり、全体を網羅した感じ。
と全体的に上手に世界を再現している。それだからこそ、どこか物足りない部分があったように感じる。それが何か。ホムンクルスの存在と約束の日の不気味さだろうか。もう少し原作では、これらのミステリアスな感じが上手に描かれていたように思う。
その辺りも淡々と描かれていたような感じなのが、物足りなかったか。ホムンクルスの目的が明らかになるまでの流れが、軽い感じだったのが物足りなかったように思えてくる。
世界観としては完成度が高いだけに、見せ方としてはもう少しあっても良かったように感じた。
エドワードたちの住んでいる土地を探してイタリアに旅行に行ってみたいと思う作品でした。
鑑賞日:2026年2月14日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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