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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『星降る夜に』ピュアな恋愛物語

更新日:2023年4月17日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ろう者が主人公の作品が続く。

 今回は国内ドラマ『星降る夜に』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:大石静

 監督:深川栄洋

    山本大輔

 監修:會澤芳樹(産婦人科)

   上村徳郎(医療)

   関根和彦(医療)

   堀エリカ(医療)

   本田啓夫(遺品整理士)

   五十嵐優貴(法律)

 音楽:得田真裕

 主題歌:由薫『星月夜』

 挿入歌:NCT ドヨン『Cry』

 チーフ・プロデューサー:服部宣之

 プロデューサー:貴島彩理

         本郷達也

 制作:テレビ朝日

    MMJ


[登場人物]

雪宮鈴:吉高由里子

 マロニエ産婦人科で働く医者。

 吉高由里子作品は、どれも同じ役柄に見えてしまう。

柊一星:北村匠海

 遺品整理のポラリスで働く。ろう者。

 手話と表情で感情がすごく伝わってくる感じだった。

佐々木深夜:ディーン・フジオカ

 マロニエ産婦人科で働く新米医者。10年前に妻を出産の際に亡くしている。

 真面目な感じを出しながらも、ドジなところのギャップが印象的。

北斗千明:水野美紀

 ポラリスの社長で、佐々木の同期。佐々木の亡くなった妻・彩子とも親友。

 酔っ払わせると怖い。。


[内容]

 産婦人科医の雪宮は一人キャンプに出掛けていた。そこで写真を撮る青年 柊と出会う。いきなりキスをされて悪いイメージを持って別れていく。

 後日、雪宮の母親が亡くなり、遺品整理にやってきたのがその柊。偶然の再会で二人は徐々に親しくなっていく。

 職場では年上の新米医師の佐々木の世話をしていた。佐々木は、妻を出産の時に亡くした過去を持っていた。その時に、佐々木の代わりに泣いてくれている医師がいた。それが雪宮。彼女の涙が佐々木を医師にしたのだというのだった。


[感想]

 産婦人科医と遺品整理士の恋の物語を描く作品。

<テーマはピュアラブ?>

・掴み所が難しい展開

 最初の数話は遺品整理士として、遺族に物語を届ける展開や、産婦人科医として、出産をめぐるエピソードが多く描写されていたように感じる。ところが遺品整理に関しては、雪宮の母親のエピソードと、不倫相手の手紙を渡しに行って突き飛ばされるの2回くらいで、他は遺品整理の仕事そのものの描写に変わっていく。隠し金を見つけたり、殺人現場の遺品整理だったりと。ただこういった流れに統一感がないように感じてしまった。

 一方、産婦人科の方は、産んだ赤ちゃんが捨てられる案件を描写して、社会の問題提起をしているように見せた思いきや、春の人生相談になり、最後は雪宮を人殺しと呼ぶ伴の登場で終わっていく。

 最終回は佐々木の家の遺品整理と、正直、内容の流れはややまとまりにかける感じがした。ドラマとしての完成度は?という印象。

 ※個々のエピソードはそれなりに見どころもあったものの、全体の流れのギクシャク感が最後まで気持ち悪かった。


<推しは?>

・佐々木先生だろうか?

 序盤、佐々木と柊の雪宮の三角関係になるのか、と思っていたけれど、そうはならず、佐々木は純粋に雪宮のことを尊敬しているという流れ。その理由が自分の妻の死を泣いてくれたから、と言う。

 全体的に歳の差もあって、佐々木が落ち着いた大人という感じがあって、好感度が高かった。柊と恋のことで争うこともなければ、荒れ狂う伴の発言に、もっと突き放す冷たい言葉を返したり、出産の時には絵も言えぬ表情になったりと、個性が光った。

 それに比べ、他のマロニエ産婦人科のメンバーの違った意味での個性の強いこと。それにチャーリーとか、ツッパリヘアの遺品整理士とか、全体的に??という印象のメンバーで、最後まで微妙な感じがしてしまった。


<景色は落ち着く>

・水と緑と

 海の近くのマロニエ産婦人科、キャンプに行く様子など自然が多い印象。その景色は楽しむことができた。キャンプに行ったり、海に行きたい、あるいは海辺のベンチで海を眺めていたいという思いを強くしてくれ田。

 この自然が残っているのどかな感じの街に触れることができたのは、このドラマを通じて、いい経験になったように思う。


 全体的には統一感が乏しく、個々のエピソードを楽しむのが良いのかなと感じる作品だった。

[各話感想]

 第2話 出産って…

 第7話 暴れ回る伴

 第9話(最終話) それぞれの道に進む!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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