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国内ドラマ『星降る夜に』第5話 雪宮、襲われる!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 前回最後に出てきた男は何者か?


 今回は国内ドラマ『星降る夜に』第5話を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#5 俺じゃお前を守れない…?明かされる5年前の殺人

 佐藤春の妻 うたが運び込まれてくる。心配な様子で外で待っている春。慌ただしい夜が過ぎていく。

 夜が明け、いつものような朝を迎えるはずがマロニエのSNSに雪宮は人殺しという投稿がされている。看護師たちが動揺しているところに雪宮が現れ、投稿について質問される。医院長は、いつも通り仕事をするだけだと言う。

 しかしキャンセルが殺到していく。さらに雪宮が家に帰る写真も投稿され、しまいには家の前に人殺しの貼り紙がされているのだった。

[感想]

 雪宮を恨む者が雪宮を苦しめ始める一話。

<突如荒れ狂う遺族かな?>

・ストーカー被害が強まる

 ここまでは、産婦人科にまつわるエピソード中心だったように思う。しかし、今回、産婦人科にまつわるエピソードではあるものの、雪宮を恨むストーカーが中心になった。

 マロニエ産婦人科のSNSに、雪宮は人殺しという投稿があったと思いきや、次は、自宅近所で佐々木、柊と仲良くしている様子の写真が投稿されて、二股だと避難する投稿がアップされる。

 そして次には家に貼り紙がたくさんされていて、しまいには部屋の中にブロックが投げ込まれてくるほどの被害に拡大。

 完全にストーカーがエスカレートしている。ストーカーというのが正しいのか、雪宮が過去に扱った患者が亡くなったことがきっかけと思われるその被害。夫の方が恨みを持っているという設定。5年が経過して突如として、そこまで激しい行動に出るようになったのがなぜなのか。

 その被害にあったという男性は、どんな人物なのか。一体、なぜ急にこんな過激になっていったのか。何か変化があったのだろうか。そこのエピソードに感動というものはなさそうだけれど、どのように落ち着いていくのだろうか。


<いろんな人間関係>

・春とうた

 雪宮がストーカー被害に遭っている頃、春はずっとうたの妊娠のことで悩んでいる。どうしたらいいのか分からない時に、柊が仲直りにくる。柊と話をしているときに、手話だったら思っていることを言えるのに、と呟く春。柊は、手話で話したらいいと、助言。もっとうたと話してあげた方がいいと。

 印象的だったのは、春が怖いのと同じように、うたも同じように不安なはずだよ、と柊が言っていたこと。自分と同じ感情を相手も持っているものだというのが伝わってくる発想。確かにそれはあるかもしれない、って思った。非常に興味深い。

 自分が不安なときは、相手も同じように不安なのだと思ったら、不安が飛んでいきそう。

 柊の言葉を受けて、春はうたと話し合う。腹を割った話し合い。うたに「自分と結婚したことを後悔しているかな?」といったことを質問すると、「何?喧嘩売ってんの?」と即答。このやりとりから始まって、二人が徐々に本心をぶつけ合う様子が実に羨ましかった。これだけ本心で語り合えるのは、まずはどちらかが口を開かないといけないのだろう、と思う。

 この二人の関係には見習いたいと思う部分がたくさんあった。

・佐々木と柊

 雪宮がストーカー被害に遭うようになり、佐々木も柊も心配する。佐々木は柊のことを弟と思い、柊は佐々木のことをエロオヤジと敵視する。二人の物事の捉え方の違いが面白い。柊が嫉妬するのは若さゆえなのかもしれない、と思うと微笑ましい。自分も昔はそうだったかもしれない、そんな風に思うと、懐かしい感じもある。25歳というのはそういうものかもしれない。

 一方の佐々木は、今の自分と年齢が近いだけに、その感覚が分かるように思う瞬間がある。恋愛に興味があるわけではなく、純粋に心配している、そんな感じが出ている。しかし、果たして心配で止まるのか。妻をなくしている佐々木にしてみたら、いつ何時、雪宮が恋愛対象になるか分からない。そういった展開が待っているのか?

 果たして?


・桜と雪宮

 雪宮がストーカー被害で精神的に消耗している時、柊に会いに行こうと思いたつ。ところが、そこで待っていたのは桜。これまであまり桜が柊に思いを寄せている感じがなかったのに、ここに来て、急速に雪宮から柊を奪い取ろうとする気配が滲み出てくる。

 雪宮の過去の訴訟事案の遺族と言い、桜の気持ちの変化と言い、気持ち急展開という印象がある。その設定の変化はやや後付け感があるように思えてしまう。元々計画されていた展開なのか、それとも急に思い立ったのか。

 人の心はそれだけ変わりやすい、ということにしておこう。


<飲む場所もいろいろ>

・屋台で乾杯

 春に思いっきり貶されて気まずい感じになっている柊。自ら道を開こうと、屋台(だったと思う)で飲んでいる春のところに座って、日本酒を一緒に飲む。そして仲直りをする。

 ひらけた感じのところで飲むというのは、気持ちもオープンになりそうで楽しい。あまりこういったお店に行くことがないだけに、興味深い。ここが二人の行きつけの場所なのだろうか?

 雪宮を襲う男の素性が明らかになっていくのか?毎回、テーマが違う感じが興味深い一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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