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国内ドラマ『イップス』第3話 密室の謎を華麗に!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ミコはどうするのか。


 今回は国内ドラマ『イップス』第3話を紹介します!


[内容]

#3 フラワーと完璧だった密室

 都議会議員の尾花健一郎の第一秘書が殺害された。現場に森野が入っていく。取材という名目でミコもついて行く。密室での自殺として片付けられようとしていたが、不審な点があり、森野もミコも尾花健一郎のことを疑い始めるのだった。


[感想]

 ミコが森野の取材という形で殺人現場にやってくる1話。

・殺人現場の濃度

 森野が珍しく事件現場に足を運ぶ。すると、そこはサスペンスドラマなどで登場しそうな佇まいの大きな家。ミコは事件の香りがするとウキウキし、森野はいかにもという匂いがして、嫌だという。森野としては毒殺→扼殺→銃殺→刺殺で殺人現場の濃度が上がっていくという。血の飛び散り方が酷くなっていく順番ということか。その順位づけの中に銃殺があるのが意外。

 日本でも銃殺というのは、ある一定数存在しているのか。

 二人のさりげない会話の中にこのドラマの世界の独特さを感じ、また社会の事情に興味を持つきっかけになった。


・二世議員の思い

 父親が衆議院議員だった。だから息子が後を継ぐ。そういうものなのか。政治の世界で二世議員というのは多いのだろうか。会社の中にいると親子で同じ会社に勤めている、という光景はあまりない。今の会社が親会社の子会社だから、なのかもしれないけれど、親子は少ない。

 一方、地域の市議会議員で二世議員がいる。親子で同じ仕事。魅力を感じてその仕事に就くのか。魅力を感じるということは、それだけ家で仕事の話を共有しているということなのか。どうなっているのだろう?

 父の功績が良すぎて、二世議員が苦労するという構図。フラワー健太郎と呼ばれて、バカさをアピールして議員をしているというのは、何か違うような気がした。


・密室の謎

 秘書は自殺、と断定しようとしている捜査陣。独自に調べていた森野は、殺人だと考えて、尾花に話を聞く。ミコも何度も尾花の話を聞きに行っている。そして密室の謎を見事解き明かす。基本は森野がその仮説を構築するのがこれまでの流れ。

 今回も、ほぼ当たりの仮説を尾花にぶつけるが、状況証拠だと言って、物証がない以上、証明できないと開き直られる。するとミコが何かを思い出して、証拠の品を見つけ出すという流れ。

 ミコの観察力に驚き。尾花がミコに握手、森野にハグをした理由、いつの間にか服が変わっていたという事実。その辺りを見抜いて、証拠の品を探し出す嗅覚。ミステリー作家というのは、実は本当に推理力が高いのかも?と思わせる展開だった。


 森野ーミコのペアが定着してきたと感じる1話だった。


 前回感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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