国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第8話 12年前の遭難事故に迫る真実ーー教官と学生が繋がる魂の記憶
- Dancing Shigeko
- 1 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
沢井が過去を知る!?
今回は国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第8話を紹介します!
[内容]
#8 12年前の真実…教官と学生を繋ぐ魂の救助!!
沢井は宇佐美に、12年前の遭難の時に救助に来てくれたのが教官なのかと聞いている。宇佐美はその時のことを詳しく話す。
その話を聞いて以来、沢井も宇佐美も何かを抱えている感じになる。訓練に集中できていない感じが滲み出る。そんな様子を偶然見かけた藤木が沢井に、宇佐美を勇菜と真子が声がけ。そしてもっと心をぶつけていったらいいというのだった。
[感想]
宇佐美と沢井が過去に向き合う1話。
・膝の痛みがなかったら?
宇佐美が沢井の父親を助けるために、ヘリから着地した時に膝を痛める。もしこの膝の痛みがなかったら、もっと早く背負って歩けたのか?そんなことを考え出すと、泥沼なのだろうと思う。きっと考えてはいけない部分なのだろうと思う。
それでも宇佐美はもっときっちりと訓練をしていたなら、とか考えてしまって苦しんできていたのだろうと思う。12年間、実に長い月日。苦しかったのだろうと思った。
・自分のせいで
沢井は自分が転落していなかったら、とずっと悔やんでいる。宇佐美の話を聞いてどう思ったか。宇佐美の膝が悪くなければとか、宇佐美の判断ミスだったのではないか、といった他責発言が出るのか、と思ったらそんなことはなく、父を必死に救おうとしてくれたことに感謝している。
そして再び自分のせいで父を殺してしまったのだと感じている。
こればっかりは、考えるなと言っても無理なのだろうと思う。もし、自分が何かをした結果、親が亡くなったら、自分を責めるのだろうなと思う。
・自分と同じ思いを
宇佐美は沢井をヘリに乗せた時に沢井が”お父さん、ごめんなさい”と言っているのを見て、自分と同じ思いをさせるわけにはいかないと思ったという。自分も、父親に会いに行っていなかったら、帰りに事故に遭うことはなかっただろうにとずっと悔やんできたという。
子供が親の死に責任を感じる。結構、深い罪の気持ち。それを味わせたくないという思いから必死の救助作業。それでも思い届かず。こんな状況なのだから、後悔するのも仕方ないと感じる。
どうやって心の傷を癒していくのだろうか。
宇佐美は今回の訓練生を最後に教官を引退するのだろうというのを感じさせる1話だった。
前回感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
[関連感想]
Comentários