国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第7話 仁科、殉職──命の重みと救助の覚悟が試される
- Dancing Shigeko

- 6月8日
- 読了時間: 3分
更新日:6月15日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
仁科は大丈夫なのか。
今回は国内ドラマ『PJ~航空救難団~』第7話を紹介します!
[内容]
#7 救助か?帰還か?PJ最後の任務!!託した命
仁科が長野の救助活動中に土砂災害に巻き込まれたと連絡が入る。行方不明のままで訓練を継続するかどうか判断を下している。まだ何も伝えず、いつも通りに訓練を続けようと言うことになる。
そんな中、72時間経過。生存の可能性が厳しくなる中、宇佐美は訓練生たちに仁科のことを伝える。まだ捜索は続いていると伝えて、いつも通りに訓練を受けさせる。
希望を持ち続けていたが、仁科の遺体が見つかったと連絡が入る。宇佐美は仁科の死を受け止める意味でも訓練生たちに、今回の救難活動について振り返るように命じるのだった。
[感想]
仁科が土砂災害に巻き込まれる1話。
・奇跡は起きず
仁科が行方不明と聞いて、宇佐美が現場に行くと言い出す展開が待っていると想像していたけれど!その予想はハズレ。仲間を信じて待つのだから宇佐美は勢いだけの人ではないのだと分かる。
そして奇跡的に生きていると言う展開があるのかもと思っていたけど、奇跡は起こらず。救難団の現実を見せつけられる。
命と仕事と、人助けと。救難団は生きて帰ってこないといけない、その理由は助けられた遺族の心の負担になってはいけないと言う意味なのだと思う。それでも自らの命を落とす時があると言う事実。覚悟を持った人だけが、その仕事をしているのだと思った。
・職務はまっとう
仁科はどんな形で最後を迎えたのか。少女を助ける事ができたのか?前話最後では、土砂崩れが起きるところ止まり。どうなったかまでは描かれていなかった。少女も一緒に巻き込まれたのかと思ったけれど、少女は無事助かったと言う展開。
仁科としては少女の未来を守ることには成功したのだから職務はまっとうしたのだと思う。これから襲いかかってくる土砂崩れをどんな心境で、待ち構えたのか。自分の仕事に誇りを持って最期を迎えた感じで描かれている。
これだけの覚悟を持てる人がいるのだから世界は広い。自分にはその覚悟があるだろうか。
・限界を知る事で
長谷部が訓練を離脱したいと言う。自分には最後、人の命を助けるまで伸びる事ができないと限界を感じたと言う。その代わり、教官になって生徒の心を動かし、生きることに繋げていきたいと言うことを伝えている。
長谷部が脱落するのは時間の問題と思っていたから、こう言う形で脱落して行くのもあるのね、と感じる。そして次は東海林が家族と命の天秤で、どうしても家族との時間を優先して脱落するのではないかと想像してみる。
厳しい世界、自分の生きる道を常に見つめながらの訓練なのだと感じた。
次は沢井の過去と向き合う展開。良い方、悪い方、どっちに転がるのか、この先の結末を見守りたいと思う1話だった。
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それでは、また次回!
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