こんにちは、Dancing Shigekoです!
主人公は魔女なのだろうか?
今回は映画『あなたは私の婿になる』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Proposal
監督:アン・フレッチャー
脚本:ピーター・チアレッリ
製作:デヴィッド・ホバーマン
トッド・リーバーマン
製作総指揮:サンドラ・ブロック
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
メアリー・マクラグレン
音楽:アーロン・ジグマン
バック・デイモン
撮影:オリヴァー・ステイブルトン
編集:プリシラ・ネッド・フレンドリー
配給:ブエナ・ビスタ
上映時間:108分
[登場人物]
マーガレット・テイト:サンドラ・ブロック
出版社の編集長。カナダ人で就労ビザに問題があり、強制送還される危機。
アンドリュー・パクストン:ライアン・レイノルズ
マーガレットのアシスタント。苦痛に耐えながらも編集長への道のために努力している。
[内容]
マーガレットは出版社で鬼編集長として恐れられていた。彼女は就労ビザの申請に不備があり、直ちにカナダへ退去しないといけない事態に迫られていた。会長からその旨、伝えられると、マーガレットはその打ち合わせの場に顔を出したアンドリューと結婚することになっていると嘘を伝える。
早速、アンドリューを連れて無理やり移民局へ行き、結婚するから就労ビザの問題は解決だと事務官に相談すると、面接と調査があると言われ、勢いで週末アンドリューの両親に挨拶に行くことになっていると答える。
そしてその流れでアンドリューの実家、アラスカのシトカに向かうのだった。
[感想]
就労ビザのために鬼上司が部下と結婚する作品。
・嘘から始まった
このままだとカナダに強制送還される。せっかく築き上げてきたキャリアが台無しになる。そんな思いがマーガレットにあるのが見え隠れする。そして予定通り10分後の会長との打ち合わせの場に顔を出したアンドリューを利用しようと考える。その場で結婚することを仄めかし、自分がアメリカ国籍を手に入れる予定だから、強制送還は不要だろうという流れに持って行こうとしているのが見える。
その場をうまく取り繕って、後でアンドリューをパワハラに近い状態で結婚を無理やり承諾させて、偽造結婚をしようとするマーガレット。
こんな展開の本作品。最後は、きっと本当に愛に変わって結婚するのだろう、と言うのは想像できる展開。そして期待を裏切らない結末。
大筋は予想通りだったけれど、その過程はコミカル。犬がワシに捕まって連れていかれそうになったと思ったら、今度はマーガレット自身の携帯が持っていかれてしまう。その様子を見ていたアンドリューの母と祖母が犬と仲良くなってくれてよかったと喜んでいる。絶妙な勘違いっぷりが面白い。
この後も偽ろうとしているために、必死に嘘とバレないようにしようとしている動きが適度にコミカル。最後、結果的に二人は本当にお互いを好きになって結婚すると言う展開だけれど、そこまでのマーガレットの決断も、なかなか見応えがあった。予想外だった。みんな暖かく受け入れてあげたのがよかった。
・アラスカ州シトカ市
ところでこの作品の舞台は、アンドリューの故郷、アラスカ州シトカ市。仕事はニューヨーク、マンハッタンでバリバリ働いていると言う感じだけれど、アンドリューの故郷は実にのどかな感じの郊外。
空港からアンドリューの家には船で移動するような場所。車で行けない場所に家がある。こういう土地があるのか。以前行った大牧温泉がフェリーで行く場所だったけれど、そう言った場所ということなのか。日常生活で船というのは、どうなのだろうか。
さらにアラスカは白夜があるみたいで、夜全く暗くならない。外が明るいのにおやすみと言っている。こういう土地で生活していたら、ニューヨークでの生活とか目まぐるしいだろうなと想像する。そのまま実家に住み続けようと思うか、外に出て行きたいと思うか。人によるところだとは思うけれど、自分だったらどうだろうか?
若い頃は都会に行きたいと思うのかもしれない。今だったら?生活苦労しないならいいかも、と思うかも?
のどかで景色が綺麗そうな場所だった。
・調べてみると出演陣が
ところで、アンドリューの母親、どこかで見たことがあると思いながら鑑賞。とても柔らかい物腰で、優しい感じ。どこで見たのか、と思ったら映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』のクララ役だった。あの時から雰囲気が変わらないのがすごい。
さらに父親役、こちらもどこかで見た感じと思ったら先日見たばかりの映画『栄光の彼方に』の監督役だった。髪型でだいぶイメージが違う。
アンドリューの元彼女役。こちらは映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』の博士役だったか?こちらやや記憶から消えかかっている。
そしてアンドリューはデッドプールだった。どこかで見たような、と思っていたけれど、納得。みんなこの作品のキャラらしさが出ていてよかった。
無難に楽しめる仕上がりの作品だった。
鑑賞日:2024年3月10日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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