こんにちは、Dancing Shigekoです！
アストロズの命運はいかに！？
今回は国内ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第10話(最終話)を紹介します！
前回感想→こちら
[内容]
#10 最終回スペシャル! 涙の決勝戦? 逆転に挑む! 裏切りか友情か
君嶋は取締役会に向けて準備を進めていた。日本蹴球協会の理事長・木戸を説得するのに奔放。そしてついに木戸の心を動かす。
時が流れ、取締役会が開かれる。脇坂がアストロズの予算削減案を提出。これに対して、君嶋は現場の声を報告。さらに木戸理事長から、会長の富永を解任したと連絡を受け、日本蹴球協会の改革が進む兆しを報告し、予算確保に成功。
そのまま続いてカザマ商事買収の案件でコンプライアンス違反があったとして、脇坂常務を追及、失墜させる。
予算が確保でき、残すはアストロズの優勝。サイクロンズとの最終戦を迎える。前半はサイクロンズの作戦に圧倒されるのだったが…
[感想]
アストロズ存続をかけて、君嶋が尽力し、アストロズがサイクロンズと真っ向勝負する最終話。
<宿敵との戦い>
・守りを固めて
池井戸潤作品の『下町ロケット』や半沢直樹シリーズのように窮地に追い込まれた時に打破するための取り組み方がさすが。この作品では君嶋が予算カットを阻止するために、収益が上がるように走り回り、観客数が増えてきたら、次は根本的な対応として、収益構造をおかしくしている日本蹴球協会の改革に乗り出す。
何度も何度も改革案を理事長に持っていき、その努力が少しずつ人を動かしていく。日々の積み重ねが結果につながる。決して派手なことをしているのではなく、誰でもできるようなことをきっちりと諦めることなくこなす。その大切さを感じさせる。
ここで木戸理事長を動かせたという手応えを持って、取締役会に向かうのだから、憎い戦略。
・攻めに転じる
取締役会では、万策尽きたような表情を見せつつ、木戸理事長からの連絡を受けて、一発逆転。そのままアストロズの予算確保だけにとどまるのではなく、コンプライアンス違反と言う形で脇坂に対決を挑んでいく。風間社長も味方につけて、不正があったことを突きつける。
黙っていないあたりは、半沢直樹に通じるものがある。やられたらやり返す。この逆転の爽快感はスッキリとさせてくれる。
・勝利を手にする
そしてラグビーの試合の方でもしっかりと見せてくれる。サイクロンズに押されている感じになりながらも、状況を打破するためにスタンドオフに浜畑も投入。ダブルスタンドオフで劣勢から、立て直していく。浜畑の檄が七尾を盛り立て、最後は浜畑が脚を引き摺りながらのラン。そこを里村がタックル。思いを込めて投じられたボールを七尾が取って、トライを決めるという流れ。
勝負に勝つのはわかっていても、見せ方までは分からない。どんな風に勝つのか、と言う期待に期待を裏切らない見せ方で勝利を手に入れる。ドラマと分かっていても、涙が浮かんでしまう展開だった。
<とうとうLet’s Rugby>
・君嶋を支える妻 真希
最終戦、席を取るから一緒に観に行こうと真希を誘う。しかし、今回もまた断られてしまう。君嶋はこれまで再三、真希にラグビーの魅力を伝えてきているのに、最終戦まで観に来てもらえないと落胆する君嶋に、チケット自分で買ったから手配してもらう必要はないと言う意味だったというオチ。
試合観戦に行ったら、今度は真剣そのもの。弱気になっている観客に対して、応援しないといけないでしょと喝を入れるほど。
こう言ったちょっとした行動を見ていると、いつも厳しいことを言っていても、夫のことを支えているのだと感じる。常に一緒になって応援してくれていたのだと感じる。
表面に出てくる部分だけで判断してしまいがちだけれど、夫婦というのはこうして心の中で通じているものなのかもしれない、と感じる場面だった。
<最終決戦は復興を願い>
・福島Jヴィレッジ
実際のラグビーの試合がJヴィレッジで行われるのかは分からないけれど、サイクロンズとの最終戦は福島Jヴィレッジで開催。東北の復興を願っての開催と、ドラマの中では言われている。全面修復が終わった場所で、熱戦を繰り広げる。
本当に現地に行っているのか。かなりの観客が詰めかけて来ている。そしてこの熱戦。最高の応援になると思う。いい試合というのは、いいものだと思う。
最終回、感動の涙が出てくる展開だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください！
それでは、また次回！
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