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アニメ『LUPIN ZERO』ルパンのようなルパンじゃない?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 少年ルパンを描く!


 今回はアニメ『LUPIN ZERO』を紹介します!


[基本情報]

 原作:モンキー・パンチ

 シリーズ構成・脚本:大河内一楼

 監督:酒向大輔

 音楽:大友良英

 アニメーション制作:テレコム・アニメーション

 製作:トムス・エンタテイメント

 主題曲:Otomo Yoshihide LUPIN ZERO Band「AFRO”LUPIN’68”」

     Otomo Yoshihide LUPIN ZERO Band「ルパン三世主題歌Ⅱ」


[登場人物]

ルパン:畠中祐

 アルセーヌ・ルパンの孫。中学生。ワクワクを求めている。

次元:武内駿輔

 ルパンの同級生。父の仕事で各地を飛び回っている。銃の達人。

洋子:早見沙織

 ナイトクラブのシンガー。ルパンが助け出す。


[内容]

 中学生のルパンは数々の経験を通じて三世を名乗るようになる。


[感想]

 ルパンが若いと感じる作品。

・ルパンだけどルパンじゃない?

 中学生の頃のルパン。普通に学校に通っている。その様子から、すでにルパンじゃない感じがある。と考えた時に、自分の中のルパン像ってなんだろう?と思う。

「ふじこちゃ~ん」と言っている姿しか思い浮かばないのが正直なところ。あとはのらりくらりとお調子者のようで計算高い?計算高いようで適当な感じ、というのがルパンなのだと思うのだけれど、そういった感じは中学生ルパンでも出ている。

 しかしどこかが違う。まだ親に守られている、青二才な感じがあるところが違うように感じるのかもしれない。ルパンのようなルパンじゃないようなだった。


・古き良き時代の空気

 クラブで女性と一緒にお酒を飲んで盛り上がる。バブルの頃のサラリーマンを感じさせる。実際、そんな感じだったのか、は正直分からないけれど、どこか浮き足立っている感じの世界観、中学校の周りが閑静な住宅街っぽい感じなどが、どことなく古き良き時代を感じさせる。

 やっぱりルパンは昔の時代のキャラなのだな、と思う描写だった。


・魅力を見つけるのにやや苦戦

 中学生のルパンと次元が軽い冒険に出る。そう中学生だから、何か行動を起こすと冒険っぽく見えるところが、通常のルパンと違うところかもしれない。そう言った一つ一つのイベントの中でルパンと次元がどんちゃん騒いで片付いていく展開。その中にどうも魅力が乏しい。中学生がそこまでできる?というイメージが強いからだろうか?

 そんな中、ワルサーP38を手に入れた背景や、ルパン三世を名乗り始めた最初の流れを知ることができたのはこの作品のポイントだったかもしれない。


 こうしてルパン三世が誕生した、という作品だった。


[各話感想]

 第5話 自ら決断!

 第6話(最終話) ルパン世界を救う!?


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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