雑誌:週刊東洋経済 2026.4/11号 不祥事、SDV、AI活用――組織の仕組みは変えられるのか


こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は雑誌『週刊東洋経済 2026.4/11号』をピックアップ!
保険会社の不祥事、トヨタのSDV、政党のAI活用。どれも個別の話題だけれど、その背後にある組織や仕事の仕組みが気になった一冊。
・不正そのものより、隠蔽体質が気になる
「26億円金銭不祥事」でソニー生命の隠蔽疑惑が浮上しているという記事が気になった。
一社員がやっていたことだからとして、3年間隠していたという話らしい。人のお金を預かる保険会社で、そのお金を私腹を肥やすために使うという事実だけでもかなり致命的に思う。
それ以上に気になるのは、会社として隠していたのではないかという点。社員個人の不正なら、その人の問題として切り分ける余地もあるけれど、隠蔽体質まで疑われるとなると、会社そのものへの信頼が揺らぐ。
もともと自分にとって保険は「必要であれば使う」という距離感。そのうえで、こんなことをする会社だったら、絶対に使わないと思う。
・SDVで「売って終わり」ではなくなる
トヨタがRAV4を第一弾としてSDVにシフトするという記事も気になった。
定期的にソフトウェアが更新されるようになるなら、買った後もいろいろな恩恵を受けられそう。そう考えると、「少し車を買うタイミングが早かったのかな」と思ってしまった。
今の車でも十分に完成度は高いと思う。それでもAIの発達速度を考えると、車もその影響で大きく変化していく予感がする。それだけにSDVには興味が湧いた。
さらに、この考え方は自動車業界だけの話ではないように思う。今の自分の会社でも、製品を納めて終わりではなく、その後もソフトウェアで機能追加や改善を続けられるようになれば、ビジネスモデルはだいぶ変わるのではないか。
「製品を売る」というところから、「使い続けてもらいながら価値を増やす」方向へ。そういう発想は、業種が違っても関係してきそうだと感じた。
・AIは個人任せではなく、仕事そのものを組み直す
「チームみらい」の戦略を聞く、という記事では、AIを徹底活用して政治の生産性を10倍にするという話が紹介されていた。
今の職場では、AI活用がかなり個人任せになっている印象がある。使う人は使うし、使わない人は使わない。その状態だと、組織全体としての変化にはなかなかつながらない。
一方で、トップが「AIを徹底活用する」と大々的に宣言したら、その組織の仕事はかなりAI中心にシフトしていくのではないかと思う。方針が明確なら、個人の判断ではなく、仕事の進め方そのものが変わっていく。
期待するのは、単にAIツールを配ることではない。AIを使うことを前提に、業務そのものを組み直すこと。
それができれば、今まで人がやっていた作業を少し楽にするだけではなく、仕事の流れそのものを変えられるのではないかと思った。
今回読んだ3つの記事は、それぞれ違う内容だった。ただ、共通して気になったのは、出来事そのものより、その背後にある仕組みだった。
不祥事への向き合い方も、製品の売り方も、AIの使い方も、結局は組織がどういう仕組みを作るかで変わる。そこを変えられる会社と、変えられない会社では、これからかなり差がついていくのではないかと感じた一冊でした!
それでは、また明日!



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