雑誌:ダ・ヴィンチ JUNE 2026 No.386『トライロバレット』『君の不在の夜を歩く』『IDOL』――紹介文から広がった3つの興味


こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は雑誌『ダ・ヴィンチ JUNE 2026 No.386』をピックアップ!
今回は、紹介文の一言から自分の興味が広がった3冊が印象に残った。感情を揺さぶられる読書体験、変えられない過去との向き合い方、70年後の未来から見た現在。それぞれ違う方向から、読んでみたい理由が生まれた一冊。
・「感情を掻き回される」とは、どんな読書体験なのか
染谷将太さんが選んだ一冊『トライロバレット』が気になった。
染谷さんは、この作品について「感情を掻き回された」と感じたらしい。この表現がとても気になった。
自分が想像したのは、読み終わった後に気持ちを整理できないというより、読んでいる最中に感情が刻一刻と揺さぶられていくような状態。自分が読んでも同じような体験ができるのだろうか。
さらに、ダークヒーロー・ファンタジーというところも意味深に感じる。
ヒーローなのにダーク。正義の側に立つはずの存在に、どんな暗さや危うさがあるのか。そこも含めて、心に留めておいて読んでみたいと思った。
・仲間の死をきっかけに、何が動き出すのか
窪美澄さんの『君の不在の夜を歩く』も気になった。
40歳になった高校の同級生5人が、仲間一人の死をきっかけに、それぞれいろんな考えを巡らせるという。
自分が一番気になったのは、仲間の死と向き合うことで、残された人たちの中に何が起きるのかという部分だった。
過去と現在が対比される展開が待っているのだろうか。変えられない過去や後悔と向き合いながら、それを今を生きる力に変えていくような話なのだろうか。
今の自分も、やり場のない気持ちを行き来している。だからこそ、変えることのできない過去とどう向き合うのか、というテーマには興味がある。
もちろん、この小説が実際にそこまで踏み込む内容なのかは、まだ分からない。紹介文からそう想像しただけなので、読んで確かめてみたい。
・70年後の未来から、今はどう見えるのか
町屋良平さんの『IDOL』も面白そうだった。
70年後の未来から来た双子が、崖っぷちアイドルの一員になるという設定がまず面白い。
特に興味があるのは、遠い未来から来た人たちにとって、現在の価値観や生活がどのように見えるのかというところ。
自分たちにとって当たり前のことが、70年後の人から見れば不思議だったり、古く感じたりするのかもしれない。その違いを、作品の中でどう描くのかが気になる。
70年後という距離感も面白い。
遠いようで、まったく想像できないほど遠い未来ではない。近いようで、生活や価値観はかなり変わっていそう。その微妙に遠くて近い未来をどう描くのかに興味がある。
タイムトラベルものは、自分でもどんな描写ができるのか学んでおきたい。時間移動の仕組みそのものより、未来の人から見た現在の価値観や生活の違いを、どう物語の中に落とし込むのか。そのあたりを意識して読んでみたい。
今回は、ほかにも気になる本がたくさんありそうだった。
ただ、一度に全部拾うのではなく、今回はこの3冊まで。また手に取る機会があれば、そのときにさらに開拓していきたい。
作品そのものだけではなく、紹介文の一言から、自分の今の関心や創作にまで考えが広がったのが印象的でした!
それでは、また明日!

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