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書籍『自分の意見で生きていこう』中立はらしさにならない―立場を示すことの大切さ

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 9月28日
  • 読了時間: 2分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 日本人の苦手分野か!?


 今回は書籍『自分の意見で生きていこう』を紹介します!


[基本情報]

 著者:ちきりん

 出版社:ダイヤモンド社

 出版年:2022年

 ページ数:299ページ


[内容]

 世の中には正解のある問題とない問題があることから示し、意見はどう言う問題に対して出されるのかか紹介される。

 意見以外に反応もあり、意見がどんなものなのかについて例を挙げながら説明している。

 最後は意見を言えるようになるための練習問題がついている。

[感想]

 意見とは何かを知ることができる一冊。

・正解のある問題とない問題

 算数のように1+1には正解がある。正解のある問題は調べれば答えが分かる。だから間違えたら調べたらいいと言う。

 しかし世の中には正解のない問題もある。例えば、転職すべきか。そこには正解はない。そして正解のないものには意見がある。調べて答えは出ないから考えを巡らせることが大切。世の中にはこう言った正解のない問題もあると言うのを知っておくことが大切。

 とてもわかりきった内容だけれど、それを上手に言語化していて、物事を捉えるときの考え方の拠り所になると感じた。


・意見と反応の違い

 X(旧Twitter)などで自分の意見を投稿したとする。それに対して、立場を明らかにしている場合は意見。明らかにしていない場合は反応。反応には反対と質問があると言う。この区分の仕方が面白い。まず、自分がきちんと意見を言えているのか?

 何かの事象に対して、立場が明確になって考えを述べている場合は意見。立場が曖昧な場合はただのコメント。具体的にAとBどちらに責任があるか?と言う問いに対してどの立場を取るかと言うこと。どこにも属さないコメントは意見ではないと言う。意見の考え方について、はっきりするのが興味深い。


・中立は良さそうで…

 自分らしさを出したいなら、意見を持つことが大切。どっちつかず、あるいはどっちも理解といったスタンスはらしさにはならないと感じた。

 自分は比較的意見を言う方だけれど、もっと常に議題に対してどちらの立場かを明確にして、その立場で意見を出していけるようにしたい。会社でも使える考え方で会議などでは周りの発言にも反応なのか、意見なのか。議題に対する立場がどちらなのかを明確にすることが大切と感じた。


 意見と反応の違いを言語化できるようになったのは大きいと感じる一冊。


 読了日:2025年9月28日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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