書籍『東大生が実際に学んでいる戦略的思考の授業』企業の実態を垣間見る!
- Dancing Shigeko

- 2 日前
- 読了時間: 2分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
思考方法を学ぶ。
今回は書籍『東大生が実際に学んでいる戦略的思考の授業』を紹介します!
[基本情報]
著者:出口知史
出版社:徳間書店
出版年:2016年
ページ数:227ページ
[内容]
経営者が経営判断を誤る理由を中心に説明し、経営戦略、技術戦略とは何かを説明する。
[感想]
学生時代にこの話を聞いたら、どう思う?と感じる一冊。
・どちらかというとしっかりと読む系書籍
一回サラッと読んだのではスッと頭に入ってこない印象。
それもそのはず。大学生に向けて講義するような内容になっているのだから、ややトーンはかたい。それと自分自身はあまり触れてきていない分野だからなのだと思う。
こういう本こそ、自分の場合は、目次から掴んでいくのが良いと感じる。
・社会人ならそれなりに
経営者が判断を誤る理由が多岐にわたって紹介されている。戦略の不整合や成果主義の弊害、海外圧ソーシングの落とし穴、成功体験の呪縛、イノベーションまで待てないなど。
どの内容も細かく読んでいくと、自分も体験したことのある内容が多い。日本企業の体質なのか、そろそろ、こういった昔ながらの日本企業の体質から脱却していきたいと感じ始める。
書籍を読んでいて感じたのは、会社勤めが長くなると、ここに書かれているような内容を全体的に感じることがあり、つまり自分の働く会社も同系列の可能性があると思うきっかけになるというところ。
・学生のうちに知っておくと
もしこの内容を学生のうちに知っておいたら、どうだろうか?大袈裟すぎるよ、と感じるのか。それとも何のことだろうと思うか。この内容は、社会人になって一般的な企業(という表現がいいのかわからないが)に就職したら、きっと経験する分野。
先に知っておくことで、逆に自らの会社を立ち上げて、そうならないように心がけてほしいと感じる部分もあった。
具体的にどこが、という話ができるだけの読み込みができなかった。ただ全体的に今のままだと日本企業はピンチだな、というのを感じる一冊だった。
読了日:2025年11月7日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!






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