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書籍『地政学で読み解く「これからの世界」』地政学は大切

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 11月16日
  • 読了時間: 2分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 地政学強化週間。


 今回は書籍『地政学で読み解く「これからの世界」』を紹介します!


[基本情報]

 監修:村山秀太郎

 出版社:世界文化社

 出版年:2022年

 ページ数:159ページ


[内容]

 地政学の基礎から始まり、アジア、アメリカ、ヨーロッパ・ロシア、中東、日本の地政学を紹介。

[感想]

 地政学全般を学べる一冊。

・シーパワーとランドパワーは一国に共存できない?

 日本が中国大陸に侵略した時や、アメリカがベトナムに攻撃を仕掛けた時、もっと遡るとローマ帝国が海に出ようとした時など、ことごとく失敗に終わっている。シーパワーの国は大陸への物資供給に難があり、ランドパワーの国は海洋に出るために国力が分散するためにうまくいかない、というのが通説。

 しかし今、中国が行っている一帯一路政策はランドパワーもシーパワーも手に入れようというもの。港を各国に作っては、借金まみれにさせて、貸与という形で実質、自分たちの港にすることをしている。

 中国は暴走気味に感じる。


・合間にある歴史と地政学

 この書籍は各章の終わりに、歴史と地政学のページが用意されている。この辺りをもう少しポイントを押さえて読み進めていきたいと感じる。歴史における地政学はどうなっているのか、もう少し詳しく知りたいと思った。


・国際情勢と地政学

 今、世界で起きている紛争、それらの大局を掴むことができる。次に興味があるのは、もう少し具体的な流れというところだろうか。シーパワー、ランドパワーをどのように活用して今に至ったか、といった時系列的な話をもう少し分かりやすく説明している書籍に挑戦したくなった。


 地政学、結構身近なニュースで触れている内容が多いと思う一冊だった。


 読了日:2025年11月16日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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