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書籍『ブチ抜く力』行動しないことが最大の失敗?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 8月29日
  • 読了時間: 3分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 この精神を持つことはできるか?


 今回は書籍『ブチ抜く力』を紹介します!


[基本情報]

 著者:与沢翼

 出版社:扶桑社

 出版年:2019年

 ページ数:332ページ


[内容]

 結果を残すための考え方(ルール)を多岐にわたって紹介する。

[感想]

 全集中、一点突破、それを最短でこなす、というのが基本と感じる一冊。

・長期目標は長続きしない

 最短・最速を目指すという著者。その一つの理由は長期的な目標は、意志がよほど強くない限り挫折するからという。挫折もするし、気がつけば忘れ去るというのがオチだろうと思うと納得。この発想には共感できると思う。


・一つのことに専念するのと?

 最初に紹介されている経験談は、とにかく一つのことをやり抜く。というスタンスと、マルチに確実に少しずつ進めていくの。最終的に多くのことを終わらせられるのはどっちなのだろうか。マルチタスクゲームというのがある。人は作業を切り替える時にどうしてもロスを発生させる。と考えたら、一つのことに専念してブチ抜くやり方が、著者の言うとおり、理想的なのかもしれない。

 となると、いかに他にやりたいことをシャットアウトして、そこに集中できるかがポイントになるのだと思う。


・人の能力に差はない

 この言葉、心強い拠り所になりそうな予感。もちろん中には天才と呼ばれるものもいるのだろうけれど、基本は能力には差がないのだろうと思う。著者が言うようにいかにたくさん種を蒔く(行動を起こす)。そしてその中から経験を積む。失敗は成功の元という言葉の通り、大原則は失敗することなのだと。失敗するためには行動を起こすことなのだと。

 たまに何も行動しないことこそが最大の失敗というけれど、行動を起こしていないのは、もはや失敗を通り越して、思考停止?そのくらい、行動しないことはダメと思わないと。


・自分に不足しているものは何か

 著者は体重を2ヶ月で22キロ以上減量。そのためにすぐに行動を起こし、とにかく徹底して行動を続けた。断食もするし、筋トレもするし、コーチもつけるしなど。そう言った行動を見ていて思うのはなぜ自分はその行動ができないと感じるのか。できない言い訳を探しているのはなぜか?あるいはできる気がしない。”ない””ない”と思っているのは何が原因なのか。

 著者には強い動機がある。体重に関して言えば、保険に加入するために、あるいは周りの目からもっと痩せていたら信頼できるのに、と言った言葉がきっかけだと。

 そう言った動機。自分で決めたことをやり抜く力というところだろうか。それとも動機に対する本気度だろうか。本気度が出ないのは何故か?

 と言った感じで考えていくのが大切か?考えてばかりいても仕方ない。自分でも全部ができていないわけではなく、できていることもある。ただ出てきていることもそれが十分というわけではない。

 こういった何かをやり切った人物の書籍に触れることで自分に不足しているものを見つける。その意識が一番不足していたのかもと感じる。

 

 自分を見つめ、どのような行動が効果的かをより一層意識するようになる一冊。


 読了日:2025年8月29日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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