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書籍『あたらしい自己分析の教科書』企業を知り、的確に攻め込む!?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 10月8日
  • 読了時間: 2分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 自分を知る。


 今回は書籍『あたらしい自己分析の教科書』を紹介します!


[基本情報]

 著者:安藤健

 監修:曽和利光

 出版社:日本実業出版社

 出版年:2022年

 ページ数:221ページ


[内容]

 大学生が就職活動の時に知っておきたい、自己分析方法を紹介する。


[感想]

 企業から見たら社員に求めるものは年齢問わず同じなのだろうと思う一冊。

・会社が求める力

 新人に限らず、会社が社員に期待する力は同じと思う。

ー自己認知:自分の課題を見つけることができる、チームプレーができる、現実を正しく認識できるなどにつながるため。

ー自己効力:自分ならできる、と思えるかどうか。まずはやってみようと思えるかどうか、というところで、この力が必要。

ー意味づけ力:何をするにしても、そこにはこのような意味合いがあるのだと自分なりに意味や目的、価値を考えることで仕事に自発的に取り組んでいく力になっていく。

ー当たり前水準の高さ:要はここまでできていないとダメだよね、というラインが高いほど自己研鑽、成果物に対する執着心が高くなっていいということ。

 確かにどの力もあるといいと思う。であるならば、この力を確認することを面接などでは行ったらいいのではなかろうか、と感じた。


・企業が重視する資質

1.コミュニケーション力:学生と違っていろんな年代との人とも、苦手な人とも話さないといけない。その点でこの能力は一番重要。

2.主体性:自律的に、前向きになど。この辺りの資質は重要と感じる。

3.チャレンジ精神:好奇心がある、達成意欲があるなど。とにかく突き進む気持ちがあるか、というところ。

4.協調性:和を重んじること、統率力があるなど。

5.誠実性:真面目、素直、信念があるなど。また継続力があるのもこの中に含まれる。

 これらの資質を示すために、どのような活動をしてきたかを書く参考も出ている。


・全体的には学生向け

 企業が求める力は新社会人に限らず、常に求められているものだと思う。あるいは自分がどこに向いているか、という分析の時のジョハリの窓の考え方などは、社会人でも使える技法。

 ただ全体的には学生が就職活動をするときに参考にすると良いような感じの仕上がりになっていると感じた。


 自分なりに常にできることを考えていかないといけないと思う一冊。


 読了日:2025年10月8日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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