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書籍『文章の問題地図』目次紹介

更新日:2021年9月26日


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は書籍『文章の問題地図』の目次を紹介します!


[基本情報]

 著者:上阪徹

 出版社:技術評論社

 出版年:2020年

 ページ数:168ページ


[目標]

 どんな問題があるのかを知る


[目次]

はじめに 文章は書けなくてあたりまえ

 発見① 立派な文章を目指す必要はない

 発見②「素材」に目を向ければ、すぐに書けてしまう

 もっと肩の力を抜いて、文章とつきあおう


1丁目 とにかく時間がかかる

 「書きながら考える」「最初から完璧をめざす」から時間がかかる

 まずは素材を整理する

 後で推敲するつもりで、まずは「粗々で書く」

 感謝の気持ちが出てくる4つの言葉を使う

 敬語に関わる5つの文章に気をつける

 フォーマットを作っておく

2丁目 書くことがない

 その場でメモを取っていないから、書けない

 カリキュラム、ストーリー、出来事をメモしていく

 「感想」となる4つのこと

 日報の「素材」となる7つのこと


3丁目 構成がうまくできない

 「こうあるべき」に合わせようとする、ぼんやり頭の中にあるだけで、ではうまくいかない

 「素材」を箇条書きにして、矢印をつけて「こうでこうでこう」を考える

 書き出しで意識したい4つの反応

 書き出しを考えるときに意識したい「相場観」

 コラム 「素材」を自分の中から引き出す方法

4丁目 長さにひるむ

 「素材」が足りないから、ひるんでしまう

 ヒアリングで「素材」を引き出す4つのコツ

 五感をフル活用してしっかりメモしておく

 500字単位に分割して考える

 長文の構成の基本フォーム「共感」「異論」「異論の理由」「新たな発見」「結論」


5丁目 手戻りが多い

 発注者のイメージとのズレ、凡ミスで手戻りが起きてしまう

 まずは「真の目的」「読み手」をしっかり確認する

 アウトプットのイメージを共有する

 発注者に「これは合格」サンプルを見せてもらう

 絶対に避けなければいけない凡ミス7

6丁目 読みづらい

 漢字や専門用語が多い、1文が長い、表現する言葉が多いと読みづらい

 日常会話レベルの言葉を意識する

 60文字くらいを目安に文を分ける

 小説家のような表現や、メディアで使われているような慣用句を使わない

 「、」は、読み手になったつもりで60文字に1つか2つは入れることを目安に

 行替えして「見た目」をすっきりと

 最初に結論をしっかり言ってしまう

 冗長な文章の原因「また」「さらに」を使わない

 いっそ、箇条書きにしてもかまわない

 コラム だれかの文章に学ぶ


7丁目 伝わらない、刺さらない

 表現する言葉、面白さへのこだわり、平凡さが、伝わりにくさの原因

 読み手が追体験できる「素材」を用意する

 「面白い」を「目的と読み手」で設計する

 「自分にふさわしい内容」を意識する

 そこでしか書けない具体的な1文を添える

 商談の場で聞いた話を「素材」にする

 コラム 形容詞を使おうとするから悩む、書くのが嫌になる


8丁目 言葉づかいがひどいと言われる

 「文章の怖さ」がわかっていない、余裕がないと、言葉づかいが悪くなる

 「ありがとう」から入る、必ず敬語にする

 余計な感情を載せない

 提出前に「寝かせて」読み返す

 コラム まずは「読む」トレーニングから


おわりに 大事なことは書く前にある


[注目ページ]

P38-40

 何を感じたか

 たとえば、講師が若い頃、とんでもない苦労をしていたとする。それについて、どう感じたか。感じることは様々だと思います。

何を学んだか

 研修や講演なら、その開催の目的は学びです。では、何を学ぶことができたか。

何に驚いたか

 話を聞いて、驚くことを見つけていきます。「へーえ。そうなんだ」と思うことは、きっとあるはずです。

何を次につなげていきいたいか

 感じたことや学び、驚きをいかに次につなげていくか、について触れていきます。

 感想の4つの観点が紹介。この4つを意識したら、だいぶ自分なりに書きやすくなりそう。

P55

 そこで意識したいのが、読み手の4つの反応です。

「おっ」(意外なこと)

「えっ」(びっくりすること)

「そうなんだ」(強く共感すること)

「なるほど」(新しい発見)


 書き出しで意識しておきたい四つの反応。これまた参考になる内容。


[全体感想]

 最初に若手社員と上司の短い会話例があり、そこからその章の問題に入っていく流れ。わかりやすく纏まっている一冊。


[振り返り]

 感想のポイントを体系的に理解することができたのが大きな収穫の一冊。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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