こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は、書籍『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:山口拓朗
出版社:明日香出版社
出版年:2019年
ページ数:213ページ
[目標]
接続詞の使い方を学ぶ
[目次]
第1章 接続詞とは?
No.1 接続詞はウインカーである
No.2 接続詞のウインカー能力(実例)
No.3 接続詞を使いこなす唯一の方法
No.4 接続詞の乱用に注意
No.5 接続詞を使った文章上達エクササイズ
No.6 接続詞に案内してもらうテンプレート
第2章 言い換える
No.7 短く言い換えてほんしつを伝える
つまり
No.8 後続内容を強調する硬めの言い換え
すなわち
No.9 別の言葉でわかりやすく説明する
換言すれば/言い換えれば
No.10 ポイントを要約して伝える
要するに
No.11 より的確な表現をしたいときに
いうなれば
No.12 隠れ潜む意図をあぶり出す
裏を返せば
第3章 順接する
No.13 接続詞のあと、書き手の判断を示す
だから/ですから/ですので
No.14 当然この結果になります(結果にフォーカス)
したがって/よって
No.15 ◯◯というワケです!(理由にフォーカス)
それゆえ/ゆえに/そのため
No.16 原因・理由のあとで事実を書く!
それで
No.17 結果がプラスか。マイナスか。
そのお陰で/そのせいで/そのせいか
No.18 パッとするシーンが移る場面転換効果
すると
No.19 書き手の対応や行動を伝える前のタメ
そこで
No.20 疑問解消、誤解防止、反論封じのテクニック
というと
第4章 逆接する
No.21 それまでと相反する内容を伝える
しかし/しかしながら/だが/ですが
No.22 転機をドラマチックに演出する
ところが
No.23 先行内容を認めつつも、制限を加える
とはいえ/だからといって/とはいうものの
No.24 意見な感情を示す主観性の強い逆説
けれども
No.25 予測とは裏腹な結果へと行きつく
それでよ/でも/(それ)にもかかわらず
No.26 予測外な結果を強調して伝える
それにしては
第5章 対比する
No.27 強めに対比関係を打ち出す
◯◯に対して
No.28 対比関係を示す定番接続詞
一方(で)/他方(で)
No.29 本来の方向がある→逆に本来の方向がなき→反対に
逆に/反対に
No.30 裏表は「反面」。二面性は「半面」
(その)反面/(その)半面
No.31 「A」とは対照的な「B」を表現する
◯◯にひきかえ/◯◯とひきかえに
No.32 認めながらも、全面賛同はしない
だからといって
第6章 結論を導く
No.33 因果関係を明確にして結果を示す!
その結果/結果として/結果的に
No.34 あまり好ましくない結果になった
結局/結局のところ
No.35 先行内容をまとめる形で結果を示す!
このようき/こうして
No.36 理由(わけ)を明確にして結果へ進む!
というわけで
No.37 丸ごと受け止めたうえで結論へ導く
以上のことから/このことから/以上のとおり/上記のとおり
No.38 とにかく決着をつける!
いずれにせよ/いずれにしても
No.39 ほかのことはどうあっても、まずはコレ!
何はともあれ/何にしても/何にせよ/何はさておき/ともかく
No.40 「つまり」よりさらに「詰まった」ケースで
つまるところ/とどのつまり
第7章 添加する
No.41 「おまけにもうひとつ」とたたみかける
さらに(は)
No.42 意外性や書き手の心的態度を重ねて強調する
しかも/おまけに
No.43 きゃっかんじょうほうを重ねて強調する
そのうえ/◯◯のうえ
No.44 先行内容と後続内容の価値は対等である
それに
No.45 先行内容を『取るに足りないもの』にする
それどころか/◯◯どころか/かえって
No.46 すでに相当の程度だが、そのうえさらに!
そればかりか/そればかりでなく/◯◯ばかりか/◯◯ばかりてなく/のみならず
No.47 硬めの文章になじむ添加
(それに)加えて/ほかにも
No.48 A(前述)がさらに発展してB(後述)になる
ひいては
No.49 時系列で次の場面に移るときの合図
それから
No.50 使い方注意のカメレオン接続詞?
そして
No.51 Aでもそうなら、Bは当然そう!
まして(や)
第8章 補足する
No.52 参考にしてもらいたい補足情報を示す
ちなみに/余談ですが
No.53 それまでの話に少し書き添える
なお
No.54 例外的な規定を設ける
ただし/ただ
No.55 条件などの『漏れ情報』を伝える
もっとも
No.56 物事の「原点」や「核心」に迫る
No.57 AとBを引き換える
かわりに/そのかわり/そのぶん/かわりといってはなんですが
No.58 打ち明け話をする
実は/実をいうと/実のところ
No.59 理由や根拠を示すときの定番フレーズ
なぜなら
No.60 隠れた事情を示すフレーズ
というのも
No.61 特筆すべき情報を示すときに
なにしろ/なにせ
第9章 選択を促す
No.62 ふたつ以上のなかから選ぶ
または
No.63 「必ず選べ」という気持ちが強い
もしくは
No.64 「または」よりも、並べる物事の類似性が高い
あるいは
No.65 数量や位置の限界や範囲を示す
ないし(は)
No.66 疑問文で使う『どっち?』の表現
それとも
No.67 同じ意味の言葉を重ねてMax強調!
はたまた
No.68 AよりもBがベター
むしろ/いっそ(のこと)
No.69 あえていうなら。あえて選ぶなら。
強いていうなら/強いていえば/どちらかといえば
第10章 並列・列挙する
No.70 イメージは「and so」
また
No.71 意味は「and」
および
No.72 それぞれに独立したものを並べる
ならびに
No.73 前後をテンポ良くつなぎ、併存・並立を示す
かつ
No.74 同様の物事や説明を列挙する
同じく/同様に
No.75 一緒に!
併せて/(それと)ともに/(それと)同時に/それに伴って
No.76 列挙フレーズ①
第一に~ 第二に~ 第三に~
No.77 列挙フレーズ②
最初に~(はじめに~) 続いて~(ついでに~) 最後に~(その後~)
No.78 列挙フレーズ③
まず~ 次に~ さらに~ (そして)~
第11章 転換する
No.79 「いよいよ本題に入ります!」の合図
では/それでは
No.80 本題に移るときの合図
さて
No.81 別の話題に切り替える!
ところで、/話変わって/ときに
No.82 本題に移るときの合図
それはそれとして/それはさておき/それはそうと/それはともかく
No.83 先行内容を認めたうえで、浮かんだ思いをいう
それにしても
No.84 考えたこと、思ったこと、浮かんだことをいう
思うに/思えば/そういえば
No.85 本題前に登場するビジネス文章の常連表現
つきましては
第12章 例示・仮定する
No.86 具体例を示す王道フレーズ
たとえば
No.87 よりストレートに具体例を示す
具体的には/一例を挙げると
No.88 あえて有望株をピックアップする
なかでも/とりわけ/とくに/ことに
No.89 さり気なく具体例を印象づける
○○を例に挙げるまでもなく/○○までもなく
No.90 「本当か?」と怪しまれそうなときが出番
事実/実際に(実際のところ)/現に/その証拠に
No.91 「もしかしたら」の話し口調
ひょっと(したら/すると/して)
No.92 「もしそういう状況なら」と結果を推測する
だとすると/だとすれば/だとしたら
第13章 主張する
No.93 主張する前に『受容』しておく
たしかに
No.94 言うまでもないことだけど
もちろん
No.95 まさしくそのとおり
○○のとおり
No.96 「もともとそうですから!」といいたいとき
もとより
No.97 交渉や駆け引きにも使える強いフレーズ
さもなければ/さもないと/さもなくば/そうでないと/(そう)でなければ
No.98 誤解を避けるためのクッション言葉
〇〇と言うと語弊があるが
No.99 「偉そうに!」と思われないために
余計なお世話かもしれませんが
No.100 勇気を出して意見を言う
批判を(承知/覚悟)で申し上げますが
No.101 大胆な意見を言うときに
暴論かもしれませんが
第14章 その他
No.102 書き手の気持ちを示すシグナル
〇〇なことに
No.103 一般的な傾向や度合いを示す
多くの場合/世間一般では
No.104 もしもの話を進めるかテーマ設定を知らせるか
〇〇の場合(は)
No.105 ビジネスで使える論理的フレーズ
〇〇を踏まえて(考慮して/勘案して/視野に入れて/念頭に置いて)
No.106 パッと見の印象
一見すると/一見して/表向きは
No.107 念押し目的であえてくり返す
くり返しになりますが
No.108 「注目してね!」と旗を振る
〇〇すべきは~点です
No.109 何かを聞く&疑問を呈する時の王道ワード
なぜ/どうして
No.110 ビジネスシーンで信頼を得やすい表現
〇〇いうと (いえば) ①結論伝達系
No.111 わかりやすくまとめる表現
〇〇いうと (いえば) ②情報まとめ系
No.112 ドカンと、ビシッと、ザクッと伝える表現
〇〇いうと (いえば) ③誇張・強調・概ね系
第15章 助詞
No.113 向かっていくのか、対等なのか
「に」「と」の違い①
No.114 結末を強調するのか、しないのか
「に」「と」の違い②
No.115 場所が「所在地」か「利用地」か
「に」「で」の違い
No.116 重視しているのは「目的地」か「方向」か
「に」「へ」の違い
No.117 同士との相性を感覚的につかもう
「に」「を」の違い
No.118 重点をどこに置くか
「が」「は」の違い
No.119 稚拙な表現にならないように
「の」連続使用に注意
No.120 くり返して使うのが基本
並列助詞「たり」
第16章 呼応表現
[注目ページ]
P.168
これから書くことが少し乱暴だと思ったときには、「暴論かもしれませんが~」と前置きすることで、読む人が続きの内容を受け入れやすくなります。
こう言った主張するときの前置きは、とても参考になる。
[全体感想]
目次を眺めるだけでもかなり勉強になる一冊。こんな時はこの接続詞というのがわかりやすく目次になっている。
[振り返り]
目次を繰り返し読み返していきたい。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回。