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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『聖闘士星矢 神々の戦い』トラブルメーカー城戸沙織

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 本格的な映画鑑賞までは、まだ遠い。


 今回は映画『聖闘士星矢 神々の戦い』を紹介します!


[基本情報]

 監督:山内重保

 脚本:小山高男

 製作:武田寛

    松下健吉

 製作総指揮:今田智憲

 配給:東映

 上映時間:46分


[登場人物]

天馬星座星矢:古谷徹

 アテナの聖闘士として、城戸沙織を守るために戦う。

 背骨が確実に折れてると思う場面がたくさん…

龍星座紫龍:鈴置洋孝

 アテナの聖闘士として、城戸沙織を守るために戦う。

 左腕からも昇龍波を放てたのか!

白鳥星座氷河:橋本晃一

 アテナの聖闘士として、城戸沙織を守るために戦う。寡黙。

 なぜ、そうなってしまったのか…

アンドロメダ星座瞬:堀川亮

 アテナの聖闘士として、城戸沙織を守るために戦う。

 あまりいいところがない印象。

鳳凰星座一輝:堀秀行

 アテナの聖闘士として、城戸沙織を守るために戦う。瞬がピンチの時に決まって現れる。

 強いようで、微妙。

城戸沙織:潘恵子

 アテナ。サンクチュアリを代表してアズガルドにやってくる。

 無表情の状態で、飾られている様子がかなり不気味。

ドルバル教主:家弓家正

 オーディンの地上代行者。

 見るからに悪そうな表情。

ロキ:水島裕

 ゴッドウォリアー、北欧の神オーディンに仕える聖闘士。

 オオカミのような攻撃が、ゴーストみたい。

ウル:村山明

 ゴッドウォリアー、北欧の神オーディンに仕える聖闘士。

 瞬と戦う…

ルング:玄田哲章

 ゴッドウォリアー、北欧の神オーディンに仕える聖闘士。巨漢。

 記憶に薄い…

ミッドガルド

 ゴッドウォリアー、北欧の神オーディンに仕える聖闘士。仮面をしている。

 まさかの…。名前がFFみたい。


[内容]

 北欧の地で氷河が人助けと言い残して姿を消した。沙織は誠也たちを連れて、ワルハラ宮殿のドルバル教主を訪れて、氷河の行方を尋ねる。しかし情報は得られず、帰ることにする。

 ところが帰路に着く前に沙織はドルバル教主に拘束され、封じられてしまう。サンクチュアリを手に入れようと考えるドルバル教主は手下のゴッドウォリアーを星矢たちに送り込むのだった。


[感想]

 北欧の地でアテナを取り戻すために戦う星矢たちを描く一話。

・氷河を探す旅

 氷河が北欧で襲われている聖闘士を助け出す。その男がアズガルドを助けてくれと言ったため、氷河は現地に向かう。そして音信不通になる。

 サンクチュアリで情報を聞いた沙織が北欧に氷河と合流するために向かう。と言った展開。

 氷河がなぜ北欧にいたのか。サンクチュアリから北欧に移動している。時代背景がよく分からないこの世界で普段と違う場所にいると言うのが新鮮。

 さらにはワルハラ宮殿の造りも、古代建築な感じなのが印象的。いよいよどうやって移動したのだろうって思い始める。きっとヘリコプターか、飛行機なのだろうけど、どうもそう言った移動手段が似合わない街並みが続く。そんな印象が残った。


・サンクチュアリを奪おうとする力

 この世界では争いがつきものなのか、ドルバル教主はサンクチュアリを自分の手の内に入れようと考えている。

 氷河を探してやってきた沙織を、拘束して、魂(?)をどこかに封じる。

 そして沙織を餌にアテナの聖闘士を呼び寄せて倒そうと考える。なんと分かりやすい発想。と同時にやや姑息。もっと正々堂々と攻め込むようなことをしないものなのか。

 サンクチュアリの魅力とは何なのか?いろいろと疑問に思う部分あり。


・アテナを取り戻そうとする星矢ら

 沙織がドルバル教主の封印に遭って、意識を失うと、アテナの聖闘士である星矢たちがコスモが消えたことにすぐさま気づく。こんなにも連携強かったのか?

 氷河を探していた星矢と紫龍が二手に分かれてアテナの元を目指し始める。

 これまた、なぜいつも二手に分かれるのだろう。これまで散々失敗してきているように思うのに。この辺りは学ばない。

 

・いつも一対一の戦い

 その結果、ゴッドウォリアーが立ちはだかる。星矢にも紫龍にも一人ずつ。そして満身創痍になる。

 非常に分かり易い展開。

 見せ場は戦い方なのだろうけれど、若干手抜き画像と思われる吹き飛ばされ方に、やや雑な印象を受けてしまった。

・お馴染みのパターン

 そして期待を裏切らない結末。星矢が最後、ラスボス・ドルバル教主と戦う。他の仲間は力尽きかけていて、自由に動けない。

 みんな星矢に向かって「せいやー」と声をかける。星矢も一度は倒れる。ギリギリのところまで追い込まれる。

 ここでお決まりのサジタリウスのクロスが現れ、星矢を包み込む。その後は、ペガサス流星拳。映像的にはクロスが変わった以外には、変化は見られないのだけれど、ドルバルにはかなりの変化らしく、あっさりと倒される。

 自分を殺したらアテナは永遠に帰ってこないぞ、と脅されるも、そこにフレイがアテナを助けに入る。ドルバルがそのフレイを阻止しようと攻撃をしているのだけれど、星矢が呆然と見ているのはやや納得がいかない。フレイがやられてしまうじゃないか!とこの作品最大の不満。

 やがて決心した星矢が弓を放って。。

 とだいぶ読める展開。

 だからと言って、それがダメというわけではない。聖闘士星矢は、水戸黄門的なアニメなのだな、と思ったという話。強くそう感じる展開だった。

 次はどんなお決まり路線でやってくるのか、違った楽しみを持ち始める作品だった。


 鑑賞日:2022年9月13日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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