映画『マルチバース・アルマゲドン』B級まっしぐら

　こんにちは、Dancing Shigekoです！

　最近の流行だろうか、マルチバース。

　今回は映画『マルチバース・アルマゲドン』を紹介します！

[基本情報]

　原題：2025 Armageddon

　監督：マイケル・スー

　上映時間：85分

[登場人物]

トーマス・ラムジー大統領

　副大統領から大統領に急遽任命される。

マデリン・ウェブ中佐

　軍人でトーマスの娘、クインの姉。

クイン・ラムジー博士

　NASAで働く。マデリンの妹、意見の食い違いで10年以上疎遠だった。

[内容]

　ISSに宇宙からの物体が衝突した。コロンビア沖では巨大ピラニアが出現し、戦艦が攻撃される。ニューヨークでは巨大ワニやロボットとが出現。被害が拡大していく。

　NASAからISSの件で報告に来たクイン博士と戦艦から生還したウェブ中佐が協力して対応していくのだった。

[感想]

　エイリアンと対決する作品。

・B級炸裂

　映像、内容共にB級映画炸裂の作品。合成であるのがあからさまに分かり、ワニやサメ、ピラニアの巨大化したものが街や船を襲う。さらに頭が三つのサメや、サメとワニの混合生物など、やりたい放題。

　その映像の安っぽさにかなり騙された感が残る。

・タイトルはダマシ

　マルチバースと言うのだから複数の世界が一つになっている世界になるのだろうけど、何か違う。どちらかと言うとアサイラム社の歴代作品の混合作品。そう言う観点ではマルチバースなのかもしれないけれど、アルマゲドンの世界観でマルチを期待していただけにだいぶ騙された気分。

・とは言え…

　内容がエイリアンによる地球の攻撃を阻止したい、姉妹のいざこざが少しずつ解消されていく、父親は大統領として責任を果たそうとしている、どこぞかの情報局の一員がこの攻撃はアサイラム社の作品の順番で起きていると言い出してみたり、冷静になってみていたらツッコミどころしかないようなさくひんでも、一つの作品として作り上げていることがすごい。

　こう言った作品を一つ作ってそこからステップアップしていくのかもしれないと思うと、貴重な作品って思ってしまう。

　自分が作るならどうするだろうか。まず一つのシナリオを作り上げるのに一苦労かもしれない。

　いろんな発想で映画が出来上がっていくのだと感じる作品だった。

　鑑賞日：2023年10月15日

　皆様の感想もぜひお聞かせください！

　それでは、また次回！