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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『プリデスティネーション』人物のつながり方に驚愕

更新日:2021年10月1日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 黒田氏の日銀総裁在任期間が過去最長となった。安定していると言えば、良い響きであるし、後輩が育っていないと言えば残念な響きとなる。果たしてどちらなのでしょう。


 今回はイーサン・ホーク主演映画『プリデスティネーション』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Predestination

 監督・脚本:マイケル・スピエリッグ / ピーター・スピエリッグ

 製作:パディ・マクドナルド / ティム・マクガハン / マイケル・スピエリッグ

 製作総指揮:ゲイリー・ハミルトン

 製作会社:Blacklab Entertainment / Screen Australia / Wolfhound Pictures

 配給:ステージ6・フィルムズ

 製作年:2014年

 上映時間: 97分


[登場人物]

バーテンダー:イーサン・ホーク

 ひどい顔で入ってきた男の話を聞く。面白かったらボトルを一本あげる約束をする。

ジェーン/ジョン:サラ・スヌーク

 元は女性。帝王切開で赤ちゃんを取り出した際に男性へと性転換した。

ロバートソン:ノア・テイラー

 謎の男。時標変換キットを管轄している。


[内容]

 ジョンがバーにやってきた。そしてバーテンダーに身の上話をする。それはジョンは自身が女性だった頃から話を始める。孤児院の前に捨てられていたこと、勉強ができ、ある時、スペースコープのスカウトをされて試験を受けたこと。その期間中に一人の男性と出会い、恋に落ちたこと。しかし男はいなくなってしまったこと、彼の子供を身籠ったために、自分の人生が狂ってしまったことを語る。

 バーテンダーはもし自分の人生を台無しにした男を差し出すといったらどうする?と質問をしてくる。そして、時標変換キットでジョンをタイムスリップさせるのだった。


[感想]

 「鶏が先か、卵が先か」を考えさせるタイムスリップ作品。

・結末を見た時、驚愕の全貌が明らかになる

 この作品は結末を知らずに見ることがおすすめだと感じる。

 とは思いつつも、2回目の鑑賞だった今回は、結末を知っているから楽しめる部分がある。非常に興味深い設定になっているのを感じる。注意深く内容を考えた上で作られた作品。そんな印象を受ける。原作となる『輪廻の蛇』はどのように描かれているのか。その部分にも興味を持ってしまう。

 内容について詳細の感想を書くのはネタバレになる。この作品はぜひともネタバレなしで一度見てもらいたい作品のため、詳細についてはぜひ鑑賞してみてもらいたいと思う展開だった。

・ジェーンとジョン

 ジェーンは元々性器を二つ持っている非常に珍しい体の持ち主。子供を産むときに帝王切開をしたことが原因で子宮がだめになってしまう。そして男性器の方を活かす手術を施され、男性としての人生を歩み始める。

 同じ役者が女性役と男性役を演じているのだけれど、髪型一つでだいぶ雰囲気が異なる。目の感じを変えているからなのか。体型を変えているからなのか。同一人物に見えないその変わりっぷりに驚きを感じずにはいられなかった。

・クリーブランドとニューヨークが舞台

 ジェーンはクリーブランドの孤児院の前に捨てられていた。クリーブランドと言えばNBAのキャバリアーズ、レブロン・ジェームズを連想させる。映画自体はバスケとは無縁の描写で、孤児院と大学がおもな舞台。そこからニューヨークに移るものの、ここでも特徴的な場所は特には出てこない。どのあたりの大学が舞台になったのか、実際にクリーブランドで撮影をしているのか、エンドクレジットの時に興味を持って鑑賞するのも良いかもしれないと思った。


鑑賞日:2015年4月29日 / 2021年9月25日


 本作品のクイズもアップしてます!→ こちら

 皆様の感想も是非お聞かせください!

 それでは、また次回!


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