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映画『ゾディアック』事件にのめり込む!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 サスペンスを鑑賞。


 今回は映画『ゾディアック』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Zodiac

 監督:デヴィッド・フィンチャー

 脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト

 原作:ロバート・グレイスミス

 製作:ジェームズ・ヴァンダービルト

    マイク・メダヴォイ

    アーノルド・W・メッサー

    ブラッドレイ・J・フィッシャー

    セアン・チャフィン

 製作総指揮:ルイス・フィリップス

 音楽:デヴィッド・シャイア

 撮影:ハリス・サヴィデス

 編集:アンガス・ウォール

 製作会社:パラマウント映画

      ワーナー・ブラザース

      フェニックス・ピクチャーズ

 配給:パラマウント映画

 上映時間:158分


[登場人物]

ロバート・グレンスミス:ジェイク・ジレンホール

 クロニクル紙の漫画家。ゾディアック事件について調査を進める。

デイブ・トースキー:マーク・ラファロ

 サンフランシスコ市警の刑事。ゾディアック事件の捜査主担当。

ポール・エイヴリー:ロバート・ダウニー・Jr

 クロニクル紙の敏腕記者。

ウィリアム・アームストロング:アンソニー・エドワーズ

 デイブの相棒。


[内容]

 カリフォルニア州バレーホで若い男女が襲撃される。その犯行声明文が新聞社などに届く。新聞に発表しなかったら、どんどん殺人をするという。犯人に言われるままに新聞に掲載して、社会は騒然とするが、決定的な証拠が見つからず犯人逮捕できず、時が流れていくのだった。


[感想]

 実際に起きたゾディアック事件を描く作品。

・未解決事件への道

 カリフォルニア州のいくつかの都市で起きたこの事件。横通しの情報共有がもっとしっかりしていたら、実は迷宮入りせずに済んだのではなかろうか。いくつかの都市で共通の事件と認定したら、合同捜査とかはしないものなのだろうか。あるいは横断的に捜査するFBIが出動しないのか。

 結構、犯人がいろんな痕跡を残しているように見えただけに、もっとなんとかなったのではないか、と感じる描写だった。


・そこまでのめり込むものか

 事件から数年が経過して、捜査がだいぶ縮小していた頃、まだ一人諦めていない人物がいた。クロニクル紙で漫画家をしていたロバート。犯人が分かるはずだと言って、しつこく、当時の捜査資料を見させてもらったりして、一人で調べていく。家族との時間も蔑ろにして、とにかく危険スレスレのこともしている。犯人と繋がりがありそうな人物に直接会いにいくのだから、無謀としか思えない。

 無言の電話もかかってくるようになり、あからさまに犯人から挑発されているのに、なお手を引かない。

 もっとも彼がいたから、この事件の詳細が知られることになったのだろうと思う。こう言った異常なまでに事件の真相を知りたいと思う人物がいることが、事件解決には欠かせないのだろうと感じた。(※結局、解決には至らなかったのだけれど)


・自分の中では豪華キャスト

 アベンジャーズで一躍有名になったハルクのマーク・ラファロ。同じくアベンジャーズで共にハルクと戦ったアイアンマンのロバート・ダウニー・Jr。ここにデイブの相棒はERのドクター・グリーン。映画『トップガン』のグースといった方が親しみがあるか?

 そしてクロニクル紙にポールの後に入ってきた記者は海外ドラマ『イコライザー』でハリー役を務めているアダム・ゴールドバーグ。


・2度目の鑑賞と思うのだけど

 タイトルが気になって以前鑑賞したことがあると思う。その時、最後まで鑑賞したのか、どうか記憶にないのだけれど、その時に見たきっかけは”ゾディアック”から十二宮が関係している作品なのかな、と思ったのを覚えている。ところが全く関係なかったと、残念に思ったはず。

 そして今回、改めて見て思ったのは、上記の通り。キャスティングに注目だった。初めて見た頃は、まだアベンジャーズの前だったから、かろうじてアンソニー・エドワーズくらいだったのではなかろうか。

 時と共に自分の知っている範囲が少しばかり増えたのだな、と言うところが印象に残った。

 

 事件に迫ろうと思ったら、かなりのめり込んで取材をしないといけないのを感じる作品だった。


 鑑賞日:2024年4月30日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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