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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『シャザム!~神々の怒り~』神との争い


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 前作の復習が必要だったか?


 今回は映画『シャザム!~神々の怒り~』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Shazam! Fury of the Gods

 監督:デヴィッド・F・サンドバーグ

 脚本:ヘンリー・ゲイデン

    クリス・モーガン

 原作:DCコミックス

 製作:ピーター・サフラン

 撮影:ギュラ・パドス

 製作会社:ニュー・ライン・シネマ

      DCスタジオ

      ザ・サフラン・カンパニー

 配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

 上映時間:130分


[登場人物]

シャザム:ザッカリー・リーヴァイ

 神々の力を持つヒーロー。フィラデルフィアの恥と呼ばれている。

 見た目は大人、中身は子供というコナンとは逆パターン。子供っぽさを上手に出しているあたり、役者だと思う。

ビリー・バットソン:アッシャー・エンジェル

 シャザムに変われる力を持つ高校生。18歳になったら家を追い出されると思っている。

 あまり印象に残らない。登場頻度少なめ。

フレデリック・”フレディ”・フリーマン:ジャック・ディラン・グレイザー

 ビリーの義兄弟で親友。脚が悪く、杖をついている。

 ビリーよりも目立っていたように思う。

アン(アンテア):レイチェル・ゼグラー

 アトラスの娘。高校生として地上に現れ、フレディと親しくなる。

 映画『ウェスト・サイド・ストーリー』のイメージが強い。それでも、この映画にも雰囲気があっているかも。

カリプソ:ルーシー・リュー

 アトラスの娘。人類に復讐したいと思っている。

 随分と悪な表情になってしまったものだと感じる。

ヘスペラ:ヘレン・ミレン

 アトラスの娘で長女。生命のタネを取り戻したいと思っている。

 悪い人だと思ったら、極悪人ではなかったのが意外。


[内容]

 アトラスの娘 ヘスペラとカリプソが地上に降り立つ。神々の力を奪っていった人間と生命の種を探し始める。その手始めに、杖をギリシャの博物館から取り戻し、力を手に入れる。杖を直せる魔術師シャザムに会いに行き、力を奪っていった人物の居場所を聞き出そうとしていた。

 その頃、ビリーらはフィラデルフィアの恥と言われながらもスーパーヒーローの力を使って、橋の崩落事故現場で人命救助などで活躍していた。フレディは学校で知り合ったアンに夢中になりかけていたが、実は彼女もアトラスの娘の一人で、ヘスペラ、カリプソがフレディの前に現れるのだった。


[感想]

 シャザムがアトラスの娘と対決する作品。

<神対人類>

・非情なアトラスの娘

 初っ端、兵士姿で博物館に入ってきて、杖を強奪するヘスペラとカリプソ。そこでは容赦なく来館者や警備の人たちを殺している。これはかなり極悪な人たちが現れた、と思っていたのだけれど、どうも途中から様相が変わる。極悪はカリプソだけで、ヘスペラは純粋に神の力を取り戻せたら、それで十分と思っていたのが分かる。

 なんというか、意外な感じ。


・戦いは神だけではない

 シャザムたちは街の安全も守ろうと活躍している。橋が崩落し始めそうになっているところを人命救助をする。その後、橋の崩落も止めるぞ、と言っていたのに、その直後には橋が崩落したニュースが流れている。この辺りはややドジな感じも残る。

 こう言った子供らしさを持った大人という設定が、時々不自然な動きを作り出して、劇場で鑑賞していた時に、爆笑している人たちがいた。結構な頻度で笑いが起きていたので、ツボにハマる人も少なからずいそう。

 おバカなようで、必死に戦っている感じは応援したくなる。それでいて、なんでそうなるの?と突っ込みたくなる部分もあり、掴み所は見る人によってそれぞれと感じる作品だった。


<主人公は誰>

・最終的にはシャザムなのだけれど

 もちろん主人公(中心人物)はシャザムなのは明らかなのだけれど、どうもストーリーの中心人物はフレディとアンという感じが強い。

 最初の橋が崩落しそうになっていることを突き止めていたのはフレディだし、アンと親しくなったのもフレディ。何よりもフレディはスーパーヒーローの姿の時間よりもフレディでいる時間の方が長かったために、印象に残る。

 戦いの中心はシャザムではあるのだけれど、見終わった後に印象に残ったのはフレディと感じる展開だった。そのためだろうか、どこかシャザム感が少なく思えた。シャザム感というよりはビリー感が少なく、印象に乏しかった。こういう展開にしていると、続編作る時にビリーに戻る頻度を上げようとかになるかも、と先の構図も想像してしまう。

<フィラデルフィアの一角で>

・ヘスペラが作り出したドームの中に閉じ込められる

 シャザムたちの活躍は「フィラデルフィアの恥」と呼ばれている。そのことから、舞台はフィラデルフィアだと分かる。アメリカの中核都市というのは、どの都市もぱっと見、同じように見える。

 フィリーズのスタジアムが登場して、そこが最終的には主戦場となっていた。実際の球場を使ったのではないだろうけれど、ド派手に壊されてしまっていたのが印象的。シャザムの戦い方は若干街を破壊しすぎるのが気になる部分。

 無事、元の状態に戻せるのか、気になってしまう。いろんなところが破壊されていただけに、果たしてどうなるのだろうか。神の力で戻せたりするのかな?


 これは続編が出来そうだなと思う終わり方だった。

 鑑賞日:2023年3月18日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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