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映画『カイジ ファイナルゲーム』日本の未来を背負って

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 

 今年のプロ野球はソフトバンクが何年振りかのBクラスになりそう。何が起きたのか。


 さて今回は映画『カイジ ファイナルゲーム』を紹介します!


[基本情報]

 監督:佐藤東弥

 脚本:福本伸行 / 徳永友一

 配給:東宝

 製作:2020年

 上映時間:128分


[登場人物]

伊藤カイジ:藤原竜也

 派遣会社で働く。元班長に声を掛けられ、一発逆転ゲームに挑んだことから新たな勝負が始まる。

高倉浩介:福士蒼汰

 首相の主席秘書官。裏の総理と呼ばれている実力者。


桐野加奈子:関水渚

 第二回一発逆転ゲームの勝者。


広瀬湊:新田真剣佑

 不動産王 東郷の秘書。


黒崎義裕:吉田鋼太郎

 派遣王であり、帝愛の幹部。


東郷滋:伊武雅刀

 不動産王、日本の未来を気にかけている。


[内容]

 日本経済は膨れ上がった国債で政府は破産寸前になっていた。物価は高騰し、貧富の差は広がる。

 その主席秘書官の高倉は国債を国民の預金とで相殺する提案を首相にしていた。議案が採決されないようにしたいと考えていた不動産王の東郷はカイジに協力を仰ぐ。

 「最後の審判」と呼ばれるゲームで資金を増やし、議員の買収をする計画を持ちかけ、カイジは協力することにした。

 そして決戦当日、不動王 東郷と派遣王 黒崎の戦いが始まる。


[感想]

 劇場版カイジの第三作。ついには日本のために、賭けをする。

・日本の未来のために戦う

 国民の口座が封鎖され、全員破産させる法案を通そうとしている。政府が借金まみれというあたりは、実際に日本が抱えている問題なのだと感じる。

 第一作目は自分のために、第二作目は仲間のために賭けをしたカイジ。今回はついに日本の未来のために賭けをする展開。守ろうとしているものはどんどん立派になっていく。しかし、その手段が賭博だから、人助け感が少ないというアンバランスな感じ。

 勝負は、「最後の審判」という人間天秤。金塊を乗せていき、重かった方が勝利になるもの。金塊のかき集め方が裏取引がメイン。何かその場でやりとりをした結果に稼ぎ出されるものではなかったので、若干、勝負の緊迫感としては物足りない。

 唯一、お互いの心理の裏をつこうとする高倉とカイジのジャンケン勝負は面白かった。


・桐野の存在は必要だったのか?

 最後の審判では、カイジも桐野の対して役に立っていない。その後もドリームジャンプでかろうじて活躍する場面があったのみ。果たして彼女をここで登場させた意味は何だったのか。やや疑問が残る存在感だった。


・帝愛ランドが舞台

 今回は地下に展開される帝愛ランドが舞台。カジノのような、それでいてバンジーなど廃れた気配のところもあった。カイジたちが合成されているように見える。その室内で撮影しているわけではないのか。パーティルームっぽいところで、カイジも、第一作以来登場した遠藤も、合成っぽい。架空の土地ということで、どこで撮影したのだろうかと興味が湧いた。


 守るものの大きさに重きを置いていっている感じの作品だった。


鑑賞日:2021年10月8日


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!


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