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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『きみがくれた物語』惹かれ合う二人の結末は…

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は映画『きみがくれた物語』を紹介します!


[基本情報]

 原題:The Choice

 監督:ロス・カッツ

 脚本:ブライアン・サイブ

 原作:ニコラス・スパークス『きみと歩く道』(小学館文庫)

 製作:ニコラス・スパークス

    ピーター・サフラン

    テレサ・パーク

 製作総指揮:ハンス・リッター

 製作会社:ニコラス・スパークス・プロダクションズ

      ザ・サフラン・カンパニー

 配給:ライオンズゲート

 上映時間:111分


[登場人物]

トラヴィス・ショー:ベンジャミン・ウォーカー

 街の獣医。口が達者で、女性の心をすぐに掴む。

ギャビー・ホランド:テリーサ・パーマー

 医大生。トラヴィスの家の隣に引っ越してくる。

ステファニー・パーカー:マギー・グレイス

 トラヴィスの妹。いつも決まった時間に外で座っているトラヴィスを呼びに来る。

モニカ:アレクサンドラ・ダダリオ

 トラヴィスの恋人。くっついたり別れたりを繰り返している。

ライアン・マッカーシー医師:トム・ウェリング

 ギャビーの恋人。裕福な家庭。

シェップ医師:トム・ウィルキンソン

 トラヴィスの父親で、獣医。


[内容]

 トラヴィスは、ホームパーティで盛り上がっていた時に隣に女性が引っ越してきたことに気づいた。夜も大音量で音楽を聴いていたら、その女性ギャビーがクレームをつけにきた。しかも自分の犬を孕らせたことに文句をつける。

 一度、街の獣医で診せた方がいいと言われ、翌日訪れた獣医はトラヴィスの父が経営する動物病院だった。これを気にトラヴィスとギャビーは顔を合わせることが増えていく。

 お互い恋人はいたが、ギャビーの恋人ライアンがアトランタに出張している間に、二人の関係は急接近していくのだった。

 そして7年の月日が流れ…。

[感想]

 お互いが一目惚れして惹かれあって行く恋愛映画。

・第一印象は最悪なもの

 友人を招いてバーベキューで盛り上がるトラヴィス。勉強中のギャビーは犬のモリーと会話して気を紛らわす。

 しかし夜になってもトラヴィスが大きな音で音楽を聴き始める。さらにモリーが妊娠していることに気づいてトラヴィスの犬を疑う。トラヴィスへの苛立ちが頂点になって、文句を言いに行くと言う始まりを迎える二人。

 犬が妊娠したかもしれないと訴えて、それがトラヴィスの犬のせいにするギャビー。一度、獣医に見てもらった方がいいと言って紹介した動物病院はトラヴィスの父親の病院。そこでトラヴィスの犬が原因ではないことを伝えて誤解を解消する。

 最初の印象は最悪だった二人。それでも徐々にトラヴィスのペースになって行く感じなのが、印象的。


・オープニングの場面が意味するところ

 トラヴィスが花束を持って病院にを訪れる場面から始まる。ライアンはトラヴィス自身のためにも会うのが一番だと言って、道を開ける。そんな場面から始まるこの映画。

 そして話は七年前に遡る。トラヴィスとギャビーとの出会いが描かれる。この二人が結ばれる展開なのだろうと想像が働く。同時に最初の病院の場面が意味するところは、ギャビーのみに何かが起きたのだろうなとも思う。

 二人の関係はライアンが長期出張している間に急接近。そしてとうとうお互いの思いが重なり合う展開になる。

 夜にトラヴィスはギャビーをボートに乗せて島へと連れて行く。そこで二人が交わした会話。なぜか、その会話から二人の関係の間に、やがてやってくる試練を感じさせるものがあって、込み上げてくるものがあった。


・ノースカロライナ州ウィルミントンを舞台に

 トラヴィスの住む家の前には川(?)が広がる。手漕ぎのボートやクルーザーで移動する場面が何度かある。船を所有している生活に興味を持つ。

 一度ハリケーンが通り過ぎた場面では、家の前の木材が崩れていて、大変な感じ。

 それはさておき、川の見えるその家はバーベキュー向きでのんびりとできそうな場所だった。行ってみたい場所の仲間入り。


・トラヴィスを知ってるからこその思い

 トラヴィスはギャビーがライアンと食事に出かけていったのを見て、嫉妬。そしてギャビーが迷っている様子を見て、困惑。自分の方を向いてくれていると信じていたのに、違ったと知り、ショックを受ける。そして、それまで会わずにいたモニカと再び会う。

 今度はその様子をギャビーが見ていて、愛想をつかす。ところがモニカはトラヴィスの思いに気づいていて、後悔しないためにも自分の思いをしっかりギャビーにぶつけないとダメと言う。その言葉でトラヴィスは、ギャビーに会いに彼女の実家にまで行くと言う展開。

 モニカに限らず、妹のステファニーも、トラヴィスの思いを見守り、ギャビーとうまく行ってほしいと願っている感じが出ていた。みんなに応援されている恋と言うのが羨ましかった。


・病院に通い続けるトラヴィス

 トラヴィスの強い押しにとうとうギャビーは折れて結婚。しかし二人には試練。

 ギャビーが寝たきりになってしまう。トラヴィスはそれからギャビーを訪れてはずっと話しかける。なんとか意識を取り戻してほしいと言う思いが滲み出る様子が痛ましかった。果たして、最後どうなるのかと、最後まで集中を途切らせない展開だった。


 情熱的な関係の二人の恋愛の結末にほっとする作品だった。


 鑑賞日:2022年3月26日

 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!



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