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映画『THE BATMAN ーザ・バットマンー』闇から表舞台へ


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は映画『THE BATMAN ーザ・バットマンー』を紹介します!


[基本情報]

 原題:The Batman

 監督:マット・リーヴス

 脚本:マット・リーヴス

    ピーター・クレイグ

 原作:DCコミックス『バットマン』

 製作:マット・リーヴス

 製作会社:DCフィルムズ

 配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

 上映時間:175分


[登場人物]

ブルース・ウェイン / バットマン:ロバート・パティンソン

 闇の中で行動をするバットマン。

セリーナ・カイル / キャットウーマン:ゾーイ・クラヴィッツ

 ナイトクラブで働く。バットマンがペンギンと話しているところを盗み聞きする。

エドワード・ナッシュトン / リドラー:ポール・ダノ

 ゴッサムシティで無差別殺人を続ける。

ジェームズ・ゴードン警部補:ジェフリー・ライト。

 ゴッサム市警察の刑事でバットマンに捜査協力を要請する。

アルフレッド・ペニーワース:アンディ・サーキス

 ウェイン家に仕える執事。暗号を解く協力をする。

オズワルド・”オズ”・コブルポット / ペンギン:コリン・ファレル

 ナイトクラブ「アイスバーグ・ラウンジ」の支配人。

[内容]

 ゴッサム市の市長が殺害された。捜査の協力依頼されたバットマンが現場に入っていく。そこにはバットマンへの手紙が残されていた。捜査線上に挙がったペンギンの経営するナイトクラブへ行くと、そこで働くセリーナが市長と関係していた女性アニカを知っていることが分かる。セリーナの後をつけていくと、そこに探していた女性がいた。

 セリーナに話を聞きに行くが、最初は話をはぐらかされるが、アニカがいなくなったため、バットマンに一緒に探して欲しいとお願いする。そして、アニカ探しと市長殺しの犯人探しを進めていくのだった。

 

[感想]

 新バットマンの始まりを感じさせる作品。

・闇に潜む恐怖

 オープニング、バットマンの存在がどう言うものかが描かれている。空にバットマンのマークが映されたのを見た時、ヴィランたちは恐怖を覚える、そう言う存在だと言う。壁に落書きをしていた悪たちも、そのマークを見て逃げ出す。他にも悪事を働いていた人たちが逃げ出していく。

 そんな中、そのマークに気づかなかった悪者団体が、バットマンに片付けられると言う展開。マークに気付いて手を止めれば許され、気づかなかったものたちが罰せられる。と言う恐怖の(悪事を働く人がいること自体が恐怖ではあるが)存在になっているあたりが善人なのか悪人なのか、考えさせられる。


・白目が浮き出るマスク

 これまでのバットマンに比べて、目が目立つマスクに感じた。どうしてなのかと思っていたら、目の周りをわざわざ黒塗りしている。それで、マスクした時に、肌が見えないのかと納得。


・水に沈んでいくゴッサム

 ゴッサムシティと言いながら、マンハッタンが舞台に見えるこの作品。街中は廃れていても、これまでのバットマンとは違った土地設定という感じ。

 その街の一角が最後爆破によって浸水していく。その浸水した後の世界が従来のゴッサムシティなのだろうか。そんな不思議な感覚が残った。

・闇の存在と思いきや

 オープニングで闇に潜んで行動していると、説明がありながら、次の市長の殺された現場に普通にゴードンに連れられて入ってくる。このギャップには首を傾げたくなった。白昼堂々ではないか!と。

 それにしてもこうやって他の人と一緒に歩くときの場面は、背の高さが際立った。キャットウーマンとの差はだいぶあったように感じる。

 銃弾を受けてもあまりダメージがないところも印象的だった。あれで顔の部分に銃弾が当たったらどうなるのかと、気になった。


・やや拍子抜けの犯人象

 これだけの凶悪な犯罪を繰り返す犯人。さぞ、個性的な犯人が待っているのかと思いきや、単なるマニアっぽさの残る一般人だったのが意外。ジョーカーなどが出てくるのかと期待している部分もあっただけに、最後まで今回の事件の犯人リドラーが、この人というのはイメージが合わない感じだった。


 新生バットマンは少しばかり恋愛の気配もあったのが印象的な作品だった。


 鑑賞日:2022年3月11日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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