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映画『F1』ブラッド・ピットが魅せる!最高峰レースの熱狂を体感!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 6月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月5日


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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 公開日初日に鑑賞してきました!


 今回は映画『F1』を紹介します!


[基本情報]

 原題:F1

 監督:ジョセフ・コシンスキー

 脚本:アーレン・クルーガー

 製作:ジェリー・ブラッカイマー

    ブラッド・ピット

    デデ・ガードナー

    ジェレミー・クライナー

    ルイス・ハミルトン

 音楽:ハンス・ジマー

 撮影:クラウディオ・ミランダ

 製作会社:Appleスタジオ

      ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ

      プランBエンターテインメント

 配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

    Apple TV+

 上映時間:155分


[登場人物]

ソニー・ヘイズ:ブラッド・ピット

 元F1レーサー。旧友に誘われ30年ぶりにF1で走ることになる。

ジョシュア・ピアス:ダムソン・イドリス

 F1レーサー。ソニーが入っていたチームの若手ドライバー。

ケイト・マッケンナ:ケリー・コンドン

 チーフ・メカニック。APXでF1カー開発の責任を担う。

ルーベン・セルバンテス:ハビエル・バルデム

 ソニーの旧友で一緒に走っていた。今はF1チームAPXのオーナー。ソニーに声をかける。


[内容]

 シーズン半分を終えて、後半戦を迎える直前、APXのセカンドドライバーが離脱。急遽ドライバー探しの候補に挙がったのはソニー・ヘイズ。30年ぶりにF1に参戦することになるが、チームメイトの若手ジョシュアはソニーを煙たがる。

 後半戦初戦、ソニーはジョシュアと譲らない走りをして、チームメイト同士で自滅。リタイアすることになるのだった。


[感想](※ネタバレあり

 弱小F1チームがソニー・ヘイズの加入で優勝に近づいていくのを描く作品。

・ストーリーは王道

 ジェリー・ブラッカイマー制作作品らしさを感じさせるエンターテイメントな仕上がり。

 ストーリーはこんな年寄りドライバーがF1で勝てるはずがない、という周りの冷たい目。チームメイトのドライバーからも煙たがられて衝突という逆境から、徐々に信頼を得て、最後はチームとしてまとまりを見せるというもの。

 ソニーは最初から最後まで一貫して、走って勝つことだけを考えている。チームが勝てれば自分は時には悪役にもなるというスタンス。一方、ジョシュアはこんな後から入ってきた老人に負けるわけにはいかないという若さが滲み出る。それでもソニーのレースに対する姿勢を見て、徐々に彼の実力を認めていくという展開。

 衝突するけれど、過度な衝突ではなく必要な見せ方。

 都度、レースの場面も交えて、F1のシーズンを体験している感じが強い。ハミルトンなど本当のドライバーも登場していて、本物のような感じだった。


・F1の裏側も体験

 さらにはレーシングカー開発の場面や試合前の作戦会議、レース中のやりとりなど実際のレースまでの道のり、レース中の緊張感なども体験できて、F1そのものを体験している感じも良かった。

 特にカメラがドライバー目線になる時は、一緒に走っている感じ。逆にドライバーにカメラを向けて映している時は、今からレースが始まるという緊張感も実に出ている。

 長らく観戦していなかったF1をまた見たいという刺激になる。


・やり切った、喜び爆発!

 そしてなんと言っても最大の見どころは最終レース。

 ソニーがドライバーとして本戦から戻ってきて、ジョシュアと共に戦う姿勢になっている。さらにF1カーも規定内の改造とされて、再度適用。

 レースはソニーとジョシュアが最後までトップ争い。その緊迫感もだけれど、勝負がついた後のみんなの反応が実に良かった。これまでの努力がやっと実った、という気持ちが本当に伝わってくる。

 自分も一緒に戦ってきた一員になったような気持ちになる映像。とにかく必見。あの喜びっぷりが、心に響くものだった。


 タイトルに相応しい、F1を代表する内容と感じる作品だった。


 鑑賞日:2025年6月27日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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