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映画『祈りの幕が下りる時』で結末を見る加賀恭一郎の旅

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年7月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年11月22日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日は、東野圭吾原作、阿部寛、松嶋菜々子主演 映画『祈りの幕が下りる時』を紹介します!


[あらすじ]

 押谷道子がアパートで一室で死体で見つかった。彦根に住む押谷道子が何のために東京に出てきていたのか、彦根の職場に聞き込みに行った松宮は、彼女の同級生で演出家の浅居博美との繋がりを見つけてくる。そして東京に戻り、浅居に話を聞きに行く松宮。その時に浅居と加賀が一緒に映った写真を見つけ、加賀に事件の概要を話していると、加賀の表情が一変する。今回の事件に関係している男が、母 田島百合子の知り合いだった綿部俊一と同一人物の可能性を示唆するのだった。そして、事件の真相は過去へと遡って行くのだった。

[感想]

 日本橋にある十二箇所の橋から、加賀恭一郎の母 田島百合子とつながりがあった綿部俊一と今回の事件がつながって行く展開。さらに浅居博美が振り返る過去。そこに隠されていた事実。原作で読むのとは、また違った印象を受ける。特に浅居博美の過去での父親とのやり取りから伝わってくる悲壮感、そこから始まった今回の事件。殺人とは決して認められるものではないのだけれど、こうした過去を描かれてしまうと、妙に仕方のなかったことなのかと思わされてしまうのだから、東野圭吾作品というのは、深い。


 鑑賞日: 20年7月11日


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また明日!


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