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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『ローグ・ワン』エピソード4につながる

更新日:2023年1月8日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 緊急事態宣言のエリアが広がりそうです。今月末で収束してくれるか、私も気をつけて行きたい。


 さて、今回は映画『ローグ・ワン』を紹介します!


[内容]

 ゲイレン・アーソは帝国軍のクレニックに見つかり、帝国兵器の開発に連行される。ゲイレンの娘、ジンはその場を逃れ、ソウ・ゲレラのもとで育った。それから時が流れ、ジンは帝国軍に捕まっていた。輸送中にキャシアンが率いる反乱軍に救出される。目的は帝国軍の貨物船パイロットが脱出してきて、ソウ・ゲレラのところに向かったと。彼に会うための仲介をしてほしいと頼まれる。ジンは父が裏で糸を引いていると聞き、それに協力する。惑星ジェダに潜むソウに会いに行ったジン。そこで聞いた父からのメッセージは帝国軍の機密情報だった。完成するデス・スターに弱点を仕込んでおいたと。その設計図を惑星スカレフから奪い取る必要があると。しかしそのホログラムはデス・スターによるジェダの都市への攻撃から逃れることに意識を奪われ、持って帰らずにその場を去ってきた。証人になりうるゲイレンのいる惑星イーヴァーは向かう。再会も束の間、反乱軍の攻撃でゲイレンは命を落とす。そして父の思いを汲み、ジンは反乱軍の反対に屈せず、スカレフへと向かう。ついにデス・スターの設計図を手に入れるのだが、彼女を待っていた運命は。。


[感想]

 デス・スターの設計図をどのように奪ったのか。その様子を描いたこの作品。最後を思い出すと、こみ上げてくるものがある。デス・スターの設計図を巡って、どれだけの犠牲があったのかと言うのを知ると、その重みが出てくる。必要な事と思って、自分の信念に基づいて行動をするジン・アーソ。その人格に惹かれる。正しいと思う事に自ら突き進む。そして父の犠牲を決して後ろ向きにとらえるではなく、前向きに次の行動に出る早さ。その思いに惹かれ、議会の承認なしでも協力を申し出るキャシアン。目の見えないチアルートは人一倍感度がよく、そのジンの奥にある信念におのずと魅せられ協力する姿勢。チアルートに頼りにされているのを知り、協力を惜しまないベイズ。ゲイレン・アーソの言葉に自らの道を見つけて、協力するボーディ—。ドロイドのK2までもがジンに引っ張られて行動。最後には議員までもがその行動を認め、反乱軍の提督まで戦場へ参戦。というまずその人間図に気持ちが揺れた。そんなかっこよくやり遂げた彼ら。シールドが張られてしまっては出られないとわかっていても動揺することなく、やるべきことをやりきる。最後、デス・スターの攻撃で惑星スカレフの都市が吹き飛ばされると分かった時でさえ、やり遂げたという表情でいる強さに感動。まずはジン・アーソに感動。

 次は随所に出てくるエピソード㈿へのつながる。オーガナ議員がジェダイに頼るために彼女に頼もうと言って出ていくシーン。ジェダイとはオビ=ワンの事だし、彼女とはレイアの事。それをにおわす発言。はっきりと言わないあたりに演出を感じる。そこから膨らむそれまでの過去の出来事と、これから起こる展開への期待と言う部分に興味を持つ。ジェダイはいなくなってしまったというそのキャシアンの発言とかは、アナキンのあの行動がそこにつながったのだなぁと。そしてターキン総督の登場。今読んでいるターキンにもつながる彼の存在。今読んでいる作品ではデススターは完成しなかったのねってね。それと提督の冷徹さはここでも出ている。さらにはダース・ベイダーの最後の反乱軍の宇宙船に乗り込んで、次々と倒していくあの冷酷さ。さすがとしか言えない。それ以上に衝撃的だったのがその脱出船が、まさにエピソード㈿で出てくるあの宇宙船で、そこでデータを受け取り、振り返ったレイア。そこにあるものは、”希望”と言ったあたりがとても憎い演出。すべてがつながっていくというのはこの事を言うよね。感動した。

 惑星ジェダではチアルートの研ぎ澄まされた戦いっぷりに圧巻。それを支援するベイズもにくい。意外と潔く死を受け入れたソウ。もしターキンがデス・スターの試運転は惑星全部ではなく、都市だけでよいとしていなかったら、ジンもキャシアンもみなやられていたんだなぁって部分とか、紙一重のところをすり抜けてくるあたり。ジンの攻撃力の高さも圧巻。それにボーディーがスカレフを通るために着く嘘とは、ヤヴィン4を飛び立つときに言った”ローグ・ワン”とか。そのあたりにはハン・ソロ的な影も見え隠れするのが面白い。一つ一つの場面に深さがあった。スカレフに着陸して、貨物検査をすると言って入ってきた帝国軍の一員を倒して、衣装を着替えるあたりはどこかエピソード㈿のミレニアム・ファルコンの場面を思われす。すごいと思ったのはキャシアンが普通に軍服を着て出て行った辺り。顔が丸わかりではないかってね。突っ込みたくなるけれど、あの軍服がまた妙に似合うから面白い。今回、帝国軍で前線に出ていたクレニックの服装も特徴的で、敵ながらかっこいいって感じね。予告編を見ていた時は、彼がライトセーバーでも使うのかって思ったけれど、そうではなかったのが予想外。

 そんな予想はさておき、みんな最後までかっこよくやり遂げていたという感じだよね。スカレフでの陽動作戦を担うメンバー。そしてデータ送信するために通信用のエネルギーが必要という事でマスタースイッチを入れてほしいと頼まれ、あとを継いだのがチアルート。フォースと共にあらんことをとくちずさみながら敵の攻撃をかわしていく。そしてスイッチをオンにすることに成功。それを受けて、ボーディーが反乱軍に連絡を入れて。しかしその直後に敵の攻撃で倒れて。どんどんやられていく。結局、この作戦に参戦したメンバーはみな、命を落とす形になったのだけれど、それでもみんなが主人公と言う感じの作品。

 忘れてはいけないのが反乱軍の戦い。少数精鋭のジンたちの同盟軍の援軍。Xウィング、Yウィングが次々と攻撃を支援。それでも万全ではなかったのだけれど、あの中にウェッジ、ビックスがいたのではなかろうかって気がするのが興味深い。すべてのシーンが実にかっこよかったし、奥深い作品だった。たくさん語れてしまう作品でした。


 鑑賞日:2016年12月16日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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