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映画『ラ・ラ・ランド』恋愛かキャリアか

更新日:2022年12月1日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ミロがSNSで取り上げられて以来、売り上げが伸びて七倍もの出荷になったと。そして供給が追いつかず販売休止に追い込まれてしまったようです。私もいつか、そう言った影響を誰かに持たせる感想を残せるようになれるよう頑張ります!


 さて、今日は映画『ラ・ラ・ランド』を紹介します!


[内容]

 女優を目指しながら、カフェでバイトをするミア。自分のジャズの店を開くことを夢見るセバスチャン。渋滞で一度顔を合わせた二人。二回目の対面はミアがオーディションで疲れ果ててた時の帰り道の事。お店からきれいなピアノの音色が聞こえてきて、ふらりと入ったそのお店でセバスチャンはピアノを演奏していた。しかし、セバスチャンは店長の命令に背いたとしてクビになる。やけになったセバスチャン。セバスチャンの演奏に心惹かれていたミア。感想を言おうとする彼女に目もくれずぶつかって通り過ぎていく。

 三度目の再開は、パーティでのこと。ライブ演奏のために来ているセバスチャン。冷やかすミア。逆に帰り際、なかなか帰してくれない脚本家との会話から逃れるためにミアがセバスチャンに話しかける。そこから少しずつ二人の関係は近づいていく。やがて交際するようになる二人。

 お互いの夢を応援しながら。そんな二人にそれぞれ転機が訪れ、やがてそれぞれの道を歩んでいく。そして五年後。再会した二人。。


[感想]

 音楽に合わせて、動きを取る。それがダンスになってくると華麗。ダンスでなくてもちょっとした手振りを入れるだけでもかっこよく見える。全体を通じて、音楽のシーンでは、そういう華麗さ、優雅さがあってよかった。

 そして単なるミュージカルではなく、夢を追いかける二人。ミアは女優になるために何度も何度もオーディションを受け続ける。それでもくじけず、やり続ける。セバスチャンに提案されて、自ら脚本を書いて、一人演劇の場を用意して、緊張の中でも準備をするミア。夢に向かって頑張るその姿は、見習いたくなる。

 一方のセバスチャンもいつか自分の店で存分にジャズを演奏するって夢を語る。場所も決めていて、そこに向かってその日暮らし。ある時、ミアが親と電話で話しているのを聞いて、定職に就くために昔の友人の誘いに乗って、バンドに参加する。そのバンドに参加したことで収入は安定したが生活はツアーなどで家にいないことが増える。ミアが寂しそうなそぶりを見せると、今この生活で満足していると言って、自分のジャズの店を持つ夢を捨てたことを言う。しかしミアは自分の夢に向かって頑張ろうと諦めなかった。そして自分でプロデュースした舞台の日。セバスチャンはバンドの撮影会とバッティングしてしまい、見に行けず。ミアは観客の冷ややかな反応に心が折れてしまって、実家に帰る。その場面ときたら。こういう夢を追いかける人たちを支援するような企業があったら、もっと明るい人生を送れる人たちが増えるのではなかろうかって思ってしまった。

 あと逆にミア。オーディションの題材の研究のために、理由なき反抗を一緒に見に行こうと誘われるミア。月曜10時と約束していたのだけれど、その当日になって、グレッグ(一応恋人?)との約束があって、そちらに行ってしまう。その食事会でどうしても気になっていたミア。そのレストランで流れたBGMを聞いて、食事の場を失礼して映画館に向かう。セバスチャンの場所を見つけるためにスクリーンの前に立って探すその場面は圧巻。思い切ったことをするし、そこまでしてきてくれた彼女を見た時の安堵の表情のセバスチャンも印象的。大人の恋愛って感じだった。

 ここまでいい感じだったのに、ミアに配役センターからのオーディションの誘いがあって、そこで手に入れた成功がきっかけで二人はそれぞれの道に歩みだすというのが何とも切なかった。

 ミアはフランスに渡って、そして五年後には大女優の風格を持っていた。セバスチャンも自分のお店を開いて、ジャズ演奏を聞かせていた。セバスチャンのお店で再開する二人。彼女の気に入ってた曲を聴かせるセバスチャン。そこでお互いが出会いからを振り返って違った人生、二人が一緒に今に至るまでの人生を想像して終わっていく。

何とも切ない。でもミアがお店を出る時にセバスチャンが向けた笑顔、それに応えるミア。二人は結ばれることはなかったけれど、お互いの夢を尊重し合って成功したことに対する感謝と言うかがあって、ほっとしたというか、切なくも安堵感とも言えないものが残る結末だった。

 これぞ、人生と言う感じで、何とも思うところたくさんの映画だった。IMAXと言う環境でますます映画の世界にどっぷりつかった感じもしてよかった。


 鑑賞日:17年4月1日


 皆様の感想も、ぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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