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映画『プーと大人になった僕』重なる日常生活

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2020年6月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月14日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日はユアン・マクレガー主演の映画『プーと大人になった僕』を紹介します!


[あらすじ]

 みんなに惜しまれながら、100エーカーの森を去っていった少年クリストファー・ロビンは、寄宿舎での生活、戦争へ出征、社会人として仕事で忙殺されていくうちにプーら、100エーカーの森の友達のことを忘れていた。

さらに会社の業績が厳しく、20%の削減策を週明けまでに提出しないと大幅なリストラにあうと上司に迫られ、週末の家族と郊外のコテージに泊まりに行く約束もキャンセルして仕事に出ることになる。

 そして土曜日、1人出勤して改善策の検討を繰り返し、区切りをつけて帰りに寄った公園でプーと再会する。ティガーやイーヨー、ピグレットなどみんなが居なくなってしまったから探して欲しいとお願いされる。まだ仕事を続けないといけなかったがクリストファーは、プーを森に連れて帰るのを付き合うのだった。

[感想]

 特に印象的だったのは、クリストファーが娘マデリーンに休みに一緒にコテージに行けなくなったと伝える場面。必死に仕事に行かないといけない理由を説明して、少しでも理解してもらおうとする。それならせめて本を読んで聞かせてと、お願いするマデリーンに、クリストファーは近くに置いてあった本を読み始める。しかしマデリーンには読んでもらいたい本があったのに、クリストファーが違う本を読み始めたものだから、マデリーンはもう寝ると言って寝てしまう。

 この序盤のわずか数分の出来事が、今の社会の縮図と痛感しました。その典型的な仕事中心の生活を送っていたクリストファーが、プーとの再会から少しずつ忘れていたものを思い出していく姿に励まされ、自分の生活も見直そうと感じさせる作品でした。


 鑑賞日:2020年5月10日


 皆さんの感想も是非お聞かせください!


 それでは、また明日!


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