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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『ジャングル・クルーズ』でディズニーアトラクションを体感

更新日:2021年9月6日


こんにちは、Dancing Shigekoです!


夏休みらしく映画を日中に堪能してきました!


今回は映画『ジャングル・クルーズ』を紹介します!


[基本情報]

 監督:ジャウム・コレット=セラ

 原作:ジャングルクルーズ

 製作: ドウェイン・ジョンソン / ダニー・ガルシア / ハイラム・ガルシア / ボー・フリン

   ジョン・デイヴィス / ジョン・フォックス

 製作総指揮: スコット・シェルドン / ダグラス・C・メリフィールド

 製作会社: ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ / デイヴィス・エンターテイメント /    TSGエンターテイメント

 配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

 上映時間: 127分

 製作年:2021年


[登場人物]

フランク: ドウェイン・ジョンソン

 アマゾンでジャングルクルーズの船長をしている。

 どうしてもパワフル系のキャラと言う感じの存在。この作品には、ギャグを連発、よく喋っていたのが印象的。


リリー: エミリー・ブラント

 植物学者。勝気が強い。

 泳げない事はあまり物語の中で関係してこないと思っていたので、後半で大きな意味を持った見せ方に緊張。


[内容]

 どんな病でも治す事ができる伝説の水"月の涙"を探し求めにロンドンからアマゾンにやってきたリリー。人違いで知り合ったフランクに船長の依頼をして、アマゾンの奥地へと出発する。

 リリーがロンドンで奪ってきた月の涙"のありかの手がかりとなる"矢尻"を取り返すために追っ手が迫る中、アマゾンの難所を乗り越えて、目的地に近づいていくのだった。


[感想]

映像を通じてジャングルクルーズを満喫できる作品。

・嘘つきフランクに嫌気をさすリリー

 アマゾンで一番の船を所有しているニーロと勘違いしてフランクと交渉をすることになるリリー。彼が偽物だと知った時に態度が冷たく変わるあたりのサバサバ感が面白い。それでもジャガーが現れて、退治する姿を見ると彼の腕前を認めて船長として雇う切り替えの速さ、決断力がいい。

 しかし、ジャガーがフランクの共と知って、また嘘つきに戻り、首狩り族に捕まってかっこよく通訳してくれていると思いきや…と言った感じで嘘つきと頼りになる男を行ったり来たりする。そんなフランクに嫌気をさす。ところがフランクの素性が明らかになってからは、それまでの行動の意味を理解すると言う流れ。そう言ったリリーの柔軟さが印象的。


・誰のための薬か

 リリーがどんな病気でも治せる水を手に入れて世界中の人々を助けられるようになることを力説すると、フランクはなぜ知りもしない人を助けると疑問を口にする。その疑問は、自分自身もたまに感じる疑問だっただけに印象的。どんな人か分からない人まで助ける、それがありたい姿。見終わってから、この時のフランクの言葉の意味を考えると、長く生きているために、散々人の醜い部分を知ってしまったから出た発言なのではと納得。醜く争いばかりする人まで助ける必要があるのかと言う気持の表れだったのだろうと共感。

 しかしさらに印象的だったのは無作為に全員助けるのではなく、本当に守りたい一人がいたらそれでいいのではないかと言う発言。まずは、大切な人を守る姿勢から始めるのではいいのではないかと、これまた共感。その言葉の中にフランクは、その大切な人を守りきれなかったのだと言う悔しさが滲み出ているのだとも納得。

 そしてこの会話が後半でリリーに引用された時には込み上げてくるものがあった。しかも、その守りたい一人がフランクだと言うのだから、そこまでの大変さと徐々に芽生えていった信頼関係を感じてよかった。


・その想いを築き上げる冒険

 リリーとフランクの関係が少しずつ信頼に変わっていったのは何と言っても次々と訪れる危険を乗り越えてきたからではなかろうかと思う。

 ヤラセのジャガーに始まり、潜水艦の追跡、魚雷回避、急流での撹拌。滝壺に落ちる寸前での脱出、首狩り族と、呪われしアギーレとの戦い、さらには海底に沈んだ街の扉を開き、伝説の木での月明かりの中に咲く花びら奪取劇と盛りだくさん。映画を見ながら、ディズニーランドのアトラクションに乗っていたような感覚が残る2時間。リリーとフランクの感動の物語と併せて楽しめる冒険でした。


 見終わった後にアトラクションを楽しさを存分に味わえる作品でした。


 鑑賞日:2021年8月2日


 皆様の感想も是非お聞かせください!


 それでは、また次回!


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