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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『オデッセイ』火星でサバイバル

更新日:2022年1月18日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 共通テストで鼻出しマスクを数度注意したものの従わなかった受験生が失格になったそうです。どんな事情があったのでしょう。何か理由があったでしょうに。


 今日は映画『オデッセイ』を紹介します!


[内容]

 火星でミッションを遂行中に嵐に見舞われた。ミッションを中止しないといけない目安の強さを上回る嵐と分かり、中止を船長は決心した。シャトルに乗り移る時に突風で煽られて飛んできたアンテナが船員の一人ワイリーに直撃する。船長は助けようとしたが嵐でシャトルが発車不可能なレベルまで傾きかけていたため、救出を諦めた。ワイリーは死んだものとなNASAでは扱われていたが、運よく生きていた。そして次の火星ミッションまで生き延びようとワイリーは火星で一人サバイバルをする。食料の確保から始まり、水の生成。さらにはランデブーポイントまでの移動を試みたり、次はNASAとの通信のために古い通信機の元に向かったり。一方、NASAでは救援物資を届けてるためのロケット開発を進めていた。ワイリーとの通信をできるようになり、一時は無事救出できる準備が順調に進んでいるように見えたが、ロケットの打ち上げに失敗。そこに中国の開発部隊が助け舟。それでもワイリーの方は栽培をしていたバルブが破損してしまい、自給自足が困難な状況に追いやられる。食料が尽きてしまうということで、急遽、火星から帰ってくる途中のアレス3のメンバーがそのまま救出に向かうことになった。そして見事ワイリーを連れ帰った。


[感想]

 といったサバイバル映画。キャスト・アウェイのトム・ハンクスみたいな状況なのかと思ったけれど、宇宙という空間なだけあってかなり近代的な状況でのサバイバルと言うあたりは比較にならないほどの環境の違い。かと言って孤独との戦いは一緒と感じる部分だった。

さて初っ端から痛々しい場面。お腹に刺さったアンテナの破片を取り除くところから始まる。その状態をいかに素早く手当をするか、そのアンテナを抜くときのうめき声などは実にリアル。この場面に象徴されるように、映画なのは分かってはいるのだけれど、それでいて全体的にどこか現実に感じさせるリアルさがあった。それはワイリーの人間臭さがそう感じさせるのか。映像がそう感じさせるのか。火星に本当にいるように思わせる辺りがそうなのかもしれない。

 ワイリーの生き残るための知恵の絞り方がまたすごい。まずは生き残ると言う強い信念がありそれがためにどうしたらいいかという考えにたどり着ける。その絶対絶命の状況から生きて帰ると決めたその第一歩から始まるわけだけれど、そういう目標があるから次の行動を起こせる。まずはいつ救出というか次の有人で火星探索に来るかからそれまでに必要な食料の計算から始まる。その冷静な状況判断。続いて問題の抽出。食料が足りなくなるとわかって手持ちの食材を増やすことに考えが巡り、肥料などは排泄物を使うとかね。自分の周りにあるものを徹底的に使う姿勢はすごい。そして先のことを考える力。次の有人飛行予定地まで行ける必要があるとか。さらには観察力。火星探索機を掘り当てるとか、そこから16進数で地球と情報交換をするなど。とにかく細部に渡ってすごい。

 何よりも印象的だったのは最後にワイリーが生還するのだけれど、次なる候補生たちに、生き残る強い意志を持つことが大切。そして一つの問題を解決し、次の問題を解決していくようにしないといけないと教えていたこと。仕事にも通じる姿勢だと感じた。そこが実に印象的だった。


 鑑賞日:16年2月12日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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