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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『エクス・マキナ』人工知能との接し方を描く

更新日:2022年10月31日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 クリスマス、皆様いかがお過ごしですか。


 さて、今日は映画『エクス・マキナ』を紹介します!


[内容]

 検索エンジンで有名なIT企業、ブルーブックの社員であるケイレブは社内抽選で一等にあたり、社長ネイサンのいる研究施設にやってきた。そこで人工知能のチューリングテストをすることになった。人工知能のエヴァと会話を重ねていくうちにエヴァに魅力を感じる。しかしネイサンの狙いが分かるとエヴァを逃がしてやろうと考えるようになるのだった。そして。。


[感想]

 コードネームU.N.C.L.E.やジェイソン・ボーンの時は魅力的な女性と思ってみていたアリシア・ヴィキャンデル。しかし、ロボットとして登場する本作品では、部分的にしか人間の姿をしていないため、その魅力は半減。と思いきや、まさか最後に他のロボットの皮膚をはがして、人間の姿になってしまうのだからかなり衝撃。ヘアヌードを披露してしまうのだから大胆、などと考えてしまう。そんな感想を最初に持ってくるものではないのだろうけれど、出演者で言うと、ネイサンがまさかのダメロン・ポーだったことには驚き。オスカー・アイザックだと気付かず最後まで見ていた。あのあごひげモジャに完全にだまされていた形になりました。しかし違った目力があった。ケイレブの心の底を図るような視線。ケイレブは如何にも弱弱しい青年。技術が大好きって感じ。

 技術が大好きって感じはよく伝わってくるし、そういう人でないと人工知能は作れないのだろうか。ネイサンのように幼くからプログラミングをしていないといけないのか。逆に、トップを目指していれば到達できる領域なのか。

 会話を普通にできる、それは人工知能としてはかなり高度な世界なのだと思う。映画の世界という事もあり、人工知能ではあるものの、動きは極めて自然で、それでいてどことなくぎこちなさを出しているあたりにロボット性を残しているのだろうか。キョウコは話せない、けれどダンスはできると言ってダンスをしていたシーンは実に不気味。そこにネイサンも一緒に入って踊って。その上手なことに笑える感じがあった。その瞬間、キョウコはロボットなのだろうってことは普通に分かってしまうけれど。

 さて、ロボットを作る事。それを閉じ込めておくこと。それははたしてどんな結末を招くのだろうか。人工知能とのあり方を考えさせる作品だったし、言語を学ばせるための手法について学んでみようと思うきっかけを与えてくれる作品だった。


 鑑賞日:17年1月17日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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